何やらWeb拍手で「感想は書かないのですか?」という指摘があり・・・ええ、普通に忘れかけてました。どなた様かは存じませんが、ご親切にありがとうございます。そんなわけで、とりあえず今週から感想を始めます。
さてさて・・・のっけから何かぶっ飛んでますが、何やってるんですか?夢か幻かとも思ったんですが、どうもそうではない様子。相変わらず、視聴者へのサービス精神だけは旺盛なアニメなようで、一安心できるような、今後の展開に不安も抱いてしまうような、複雑な心境であります。スルっといこうとして拒絶されるというのは、視聴者にとっても才人本人にとっても、妙に魅力的な焦らしプレイであります・・・たぶん。
・・・で、そこにシエスタが乱入するのはある意味自然の摂理。ここでその役が果たせるとすれば、やはり彼女をおいて他にはいないでしょうしね。「俺、何もしてないから!」と才人、「私、何も聞いてませんけど?」とは、ルイズに敵対心全開のシエスタ。その夜モード全開の流れから唐突にシリアスモードに突入する展開は、いまだにこのアニメの不気味さを物語っている気がしないでもありません。とりあえず、
ここまでの数分だけで、アニメ版ゼロの使い魔は3期目も・・・という結論が得られてしまうくらいの勢いかもです。それにどういう判断をするのかは・・・まぁ、3期目まで気長に見続けている人なら慣れきっているので問題ないでしょう、たぶん。
その「ルーンが消えた」というのにはどんな意図が込められているのかは存じませんが、まぁとにもかくにも、OPが始まりました。ルイズにぶっ飛ばされる才人という構図はこれまで通りなのかもですが、明らかに違う描写に感じたのが1つ。
・・・タバサ、才人が気になっているように見えるんですが、どうなんでしょう?どこぞで見た原作(ラノベ)の感想にはそれっぽい表現があったような気がしないでもないんですが、やっぱりそんな感じなんでしょうか?助けられて惚れちゃうぜ、みたいな?
ではでは、本編開始。
印が消えた・・・という事は使い魔ではなくなった。「喜んでいいんだよな?」と腑に落ちない才人ですが、まぁそうでしょうねぇ。主と執事の関係と同じように、ご主人様と使い魔の関係は、束縛のようで「確かな絆」ともなりえていたわけですから。そんな中で、デルフリンガーと何気なく話しているのは相変わらずいい感じだな~と。才人が困ったときには、常に相棒が相談に乗ってくれるわけで。・・・やっぱアレですね、
主役2人の相談に応じられるデルフリンガーこそ、この物語の潤滑油。こういう話をうまい具合に進めてくれる進行役とか、大好きです。まあとりあえず、「才人がただの平民に戻った」というのは、タバサ曰く前代未聞という事なので、前代未聞なのでしょう。・・・この世界において、それが1度も起きた事がないのかどうかは定かではありませんが。
そうこうする内に、姫様に呼ばれ、王宮を目指す事になるルイズ&才人。その道中、なんか色々と込み入った会話(というかある意味お約束展開)がされていました。
「何の関係もなくなっちゃったんだから!」・・・まぁ、まだ2人の間に「確かなもの」があるわけでもないので、そう言えなくもないんでしょうね。
「別に止めないから!」・・・要するに、ホントは一緒にいたいんだけど、本音は言えないんですよね!?流石はルイズ、うまい表現を使ってきます。
でまぁ、結局1人になりたいと怪しい森に向かうルイズ。「勝手にしろ」と才人。
ヴァリエール家にふさわしい使い魔を召還すればいいとはルイズの話ですが、まぁ、最終的には家系等関係なく「ルイズに相応しい使い魔」でなくてはならないわけですが。ヴァリエール家だとか貴族だとか、どうにも家柄の問題が結構プッシュされるアニメのようで。釘宮さんルイズ、変態才人、家柄の終わりなきワルツが繰り返されるアニメなんでしょうか?とにもかくにも、才人が今後も一緒にいてくれるかどうか気になって、お花を摘んでどっちに転ぶか花びらを数えつつ、すぐにイライラしてしまうという一連の流れがいい感じです。
展開毎のギャップの激しさには定評があるような、そうでもないような。
そこで唐突にシェフィールドさんがご登場。そのシェフィールドさん曰く、「虚無の担い手はルイズだけではない」とのこと。・・・それっぽい話をするのはいいんですが、このアニメの都合上、虚無の話とかはサッパリなので、意味深のようでこのアニメではあんまり意味を成してこない予感もしております。虚無よりもルイズが全面に出すぎているので、その辺の物語を今後どれだけ踏み込んで描写していくのやら。
・・・で、ルイズのピンチには才人あり。「男が惚れた女を守るのは当たり前だろ!?」とカッコ良く宣言してますが、このアニメ、実に直球だこと。いやまぁ、そもそも私もこういう直球発言をする作品に慣れ親しんでいないというのもありますが、それにしても変わったなぁ・・・と。大抵の場合、その後で暴走しすぎた才人が、ルイズに「馬鹿犬ー!」とか言われて修正されるんですが。
とにもかくにも、力を失いながらも、デルフリンガーの完璧すぎるアドバイスで何とか闘い続ける才人。・・・ええ、
やっぱりデルフリンガーは最強。「7万の敵を止めた男だろ!?」ってねぇ・・・確かに、2期最終回の才人は神がかり的な何かを発揮してましたしね、戦果はもちろん、才人の動きとかも。そして、時間稼ぎの結果、虚無が普通に発動しました。これはなんだかんだで、時間さえあれば使えるんですねぇ。
ところで、「使い魔ではないのに・・・何故?」とシェフィールドさんが呟いてましたが、これはどういう意味なんでしょうね?同じ使い魔として、思うところがあるんでしょうけど。主とともにあるのは、あくまで「使い魔」としてでしかないシェフィールドさんと、使い魔を超えた何かで繋がっている才人。その差が大きいからこそ、別れへの恐怖も大きいわけで。
色々とありつつ、姫様の待つ王宮へ到着。「あなたの力を利用しようとしたばかりか・・・」と、
一応反省の弁は述べている姫様。貴族になれない?なるつもりもない?指輪の力で命が蘇ったと?アルビオン王国いるその人の名は「ティファニア」?一言で表現するなら、
語り部デルフリンガーは最高ということ!
夜になり、ルイズと才人が
愛の語らいを始めました。「ベッドで起きてもいない」とか、「ただの男と女で十分じゃん!」とか、使い魔じゃないという状態も相まって、カップル臭が普段以上にプンプンします。
一方で、いざという時にルイズを守れない自分に何の価値があるのかという事。俺は、お前の使い魔になるためにこの世界にやってきたという事。・・・難しい命題です。こちらの世界だけを見ていればそれでいいんでしょうけど、今現在の才人側の本来の世界がどうなっているのやら。その辺は意識しないに越した事はないんでしょうけど、夜空に2つの星が肩を並べているのを見ると、どうしても気になってしまうのが人の性というもの。
最後は「馬鹿犬ー!!」で終了。・・・ミジンコの未来に、幸あれ!
という事で、次回の2話は「森の妖精」とのこと・・・あれ、ケレ・ナグーレちゃんの出番ですか?とりあえず、感想が長くなりすぎたので、次回以降はその辺もちゃんと考えなければ・・・。とはいえ、原作知らない状態でむやみやたらに憶測を書こうとすると、自ずと長くなってしまうわけですが。
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