その気になればさっさと終わらす事ができそうな内容、ともすれば物凄い長文になりそうな内容。今週の181話の内容は、たぶんそんな感じ。とりあえず、いつも通り、パッと見で思いついたことだけを書き綴ってみる181話の感想?です。ここまでくると、感想と言うよりメモ書きとかそんな雰囲気が全面に出ているような、そんなイメージ。
棺の中を見ようとしたら 後ろからアーたんに引っ張られるやいなや、なんか物凄く形相で睨まれています。なんだか、ようやっと「悪」としての一面が見れたな~と感慨深いものがあります。これまでの描写だと、せいぜい「小悪魔」が限界でしたしね。外見からすれば小悪魔であるのは当然なので、畑先生の言う「悪の女王」というのは、ロイヤルガーデンという名の永遠なるゆりかごから解き放たれた、今現在のアーたんにしか当てはまらないのかもです。その片鱗は、この時点でも各所に見られてはいますけど。
ここでやたらと厳しい表情をしたのも、普通に考えれば何か理由がある・・・はず。というか、理由がないと面白くない。・・・自らの女神としての威厳を守るためなのかな?常に上から目線での発言なのも、その辺を意識しているのかもなと思えますし、いきなり「執事を・・・」と提案してきたのも、別に「執事」である事に意味はなくて、単に最初の時点で上下関係を明確にする事で、自分の優位性を常に保てるよう考えた結論だったとか。まぁ、自分の能力を「神さまの真似事」と評しているあたり、そこまで上に立つ者としての意識があるかどうかは、若干疑わしい面がある気がしないでもないんですけどね。
違和感 時計の針が進むのが遅いとか何とか、ここが人間の立ち入っていい場所に思えないとか何とか。まぁ、どちらももっともと言えばもっともな違和感かも。前者はそれを示す事で、ここが今まで自分がいた世界と違うものと認識するには十分ですし、アーたんの不自然なまでに大人びた雰囲気の数々も、それで説明がつかなくもないとでも言いますか。・・・あれ?何言っているのか頭の中が混乱してきましたよ?
どちらにせよ、ハヤテ以上に、ハヤテのごとく!読者の方がこの「過去編」に違和感を感じているのは間違いないんじゃないかと。あらゆる意味で、異質な物語・・・というか、177話までは「ハヤテのごとく!」で、今やっているのは「「ロイヤルガーデン」だから、違和感があるのも当たり前といえばそうなんでしょうけどね・・・。他のキャラはともかく、ここまで長期にわたりナギが1コマも出てこないのも、当然ながらこれまでにはなかった現象ですし。まぁ、これもロイヤルガーデンという作品におけるメインヒロインがアーたん1人と考えれば、ある意味ナギ(+マリアさん)にろくな出番がないのも必然となるわけですが。ハヤテのごとく!という作品内に限れば、アーたんの出番がろくにないのと同様に。
知っているのは誰でどちらで 自分の知っている人の「周囲」を映せるという鏡の中には、何故か幼少期のマリアちゃんがいました。
・・・しかしまぁ・・・周囲、ですか。この場合、マリアさんを知っていたのか、マリアさんの周囲にいるであろう「誰か」を知っていたのかのどちら?という議論が巻き起こるのが必然。と同時に、この鏡にマリアさんが映っていたのがハヤテとアーたんのどちらの影響を受けているのか、も気になるところです。まぁ、何も知らなさそうなハヤテが、唐突に三千院関係者とかと以前から面識があった、というのも若干変ですが。なので、おそらくはアーたん側なのでしょう。
ただ、ここで言う「映す」というのが、誰にでも見える形なのか、本人にしか見えない形なのかも問題になりそうです。要するに、ここでマリアさんが映っている状態は、少なくともハヤテは見えているはずですが、その鏡の中(もしくは周囲)をハヤテが知っていたのかどうかも謎なので。かつての番外編で、ハヤテは初海外と言っていたのを信じれば、その知っている誰かと、日本にいるうちに面識があったことにもなるわけで。
書いていて、なんかもう訳が分かりませんね。そもそも、ハヤテにしか見れない世界をアーたんも見れるのであれば、それはまた別の展開があるかも分かりませんし。意図的なのか偶然なのか、全てにおいて1つも確定できうる情報がない(あるとすれば、映っているのがマリアさんという事実だけ)ので、実に予測が難しい。あらゆる可能性を書いてしまうと、それこそこんな感じで支離滅裂な文章で自分ですらよく分からない内容になってしまいますしねぇ・・・。
まぁとりあえず、この時点でマリアさんが誰と一緒にいるかのも気になるところ。ナギか帝やゆっきゅんくらいの選択肢が浮かばないのが私の視野の狭さを物語って・・・と思いつつ、まぁそれ以外を考える方が無理があるわけですが。ナギとの付き合いが長いという点で言えば、ここにクラウスがいて、ハヤテとアーたんが見ているのは「クラウスの周り」であり、あの
棺の中には誕生日を微妙に忘れられかけているクラウスの生き霊が入っているとか、そんな超展開があったら正直ビックリです。そんな発想を唐突にしてしまう私の脳内にもビックリです。
アーたんって誰? この世界で居たくてずっと居る雰囲気でもなさそう・・・少なくとも、アーたんの発言を素直に受け取れば。声はすれども姿は見えず・・・は某スーパーマリオな漫画のクッパであり、現状のアーたんはその逆。普通の女の子であるかどうかはともかく、元々普通に地球上で暮らしていたのは間違いなさそうな様子。いずれにせよ、ここに来た時点では、もしかしたら「望んでここに来た」のかもしれませんね。望んだと言う肯定的な考えよりかは、何かを拒絶した上でここにたどり着いた方が可能性が高そうですが。
名前を呼んで 久方ぶりに名前を呼ばれる事に、どことなく嬉しさを隠せないアーたん。凄いよアーたん!と叫ぶハヤテの声を聞くやいなや、ひっそりと笑みを浮かべるところがまた粋な感じです。・・・ハヤテの天然発言で女の子を怒らせてしまうのも粋な感じです。
しかしまぁ、こうも名前を呼んでもらえる事の意義みたいな事を強調されていると、ハヤテのごとく!における「ヒーロー」という概念と重ね合わせたくもなる今日この頃。
「どうしてってそりゃ・・・お嬢さまが、僕の名前を呼んだから・・・」
「言ってくれれば助けに行きますよ。」
こういう『何気なく名前を呼んでもらえれば即反応』的なニュアンスも、アーたん絡みのエピソードと関連があったりするんじゃないかなと、思ったり思わなかったり。
名前を呼んだら現れた→ナギ、ヒナギク、西沢さん
名前を呼んでないけど現れた→マリアさん、伊澄さん、咲夜
ためしに分類しては見ましたが、特に面白みのない結果になったので、これ以上の言及はやめておきますです・・・。
何を望むか? 最後の方、ハヤテはこの瞬間が何時までも続いて欲しかった、みたいな表現をしています。なんというか、「ただそれだけでよかった」という雰囲気。で、その後に突然(かどうかは定かではありませんが)アーたんとの別れが待っていると。とすると、何か別のものをハヤテが望んでしまった、という事なんですかね?棺の中が現実につながっていて、そこから引き戻されるのか、鏡の中に現実を見る事で、ここに来て以来考える事もなかった、現実への未練が多少なりとも生まれてしまうのか。まぁ、それこそもう1,2週間先になれば答えが出そうなものですが、どうしても考えてみたくなる年頃なのです、たぶん。今回の最後の場面では、2人の望むものは同じベクトルを向いている。そのバランスが崩壊する事で、2人の関係も様変わりしてしまうんでしょうか?
ハヤテは何で心を動かされ、結果アーたんはどう突き放し、最終的にどう別れるのか。これまでで分かっている情報と照らし合わせつつ、内心楽しみにしつつ、もしかしたら今後記事を書くかもな~と考えつつ感想を終了させていただきます。
・・・の前に。
まんが家BACKSTAGEの話 アニメのEDが何とかとか、そんな話をしているようで。私の手元にはそのようなCDはないんですが、確か・・・「名前呼んで空に響くように 迷い道もきっと2人なら」とかそんなフレーズならあったはず。しっかしまぁ、アニメだとマリアさんが正真正銘のサブヒロインなので、その点についてはあんまり参考にならないかもですが。
トラックバック送信先360度の方針転換様
ハヤテ個人に惹かれたのではなく、自分とは違う存在という安心感に惹かれた?
しっぽきり様
居場所が欲しいと思うのは、人としての自然な欲求ですしねぇ・・・。
tanabeebanatの日記様
推測が当たるかどうかはあくまで結果論なので、楽しめさえすれば万事OK。
感想も、ハヤテのごとく!も、何気ない積み重ねが大事な感じもしますし。
miraの不定期日記様
これまた、ずい分と積極的なアピールでございますこと・・・。
星の海へ行こう!様
箱庭・・・とは言い得て妙ですね。夢のつまった玩具箱に2人きりなんですねぇ。
さくら日記様
「美しさは罪」というのは、間違いなくマリアさんのために生まれた言葉です。
はやく目を覚ませ様
絡んだのか絡んだように見せかけているのか、それが問題かもです・・・。
精霊王様の城様
思いの丈をぶちまけるのは大切なことです、東宮君や虎鉄などと同様に。
明日はきっと。様
こうなってくると、逆に突拍子もない予想の方が楽しみになってくるかも?
帝、マリアさん、一部のゆっきゅん。それ以外の予想があるかどうかがむしろ・・・。
MOON CHRONICLE様
父の影響で「ロイヤル」ストレートフラッシュで英語を覚えたとか?
蒼のごとく!様
普段と違い?ネタと捉えている人が少なくて、実は内心ホッとしていたり・・・。
タカヒナの乱雑日記様
「好き」と「スキ」は、結構この作品ではキモになりかねませんしねぇ・・・。
サクラ咲く夜に様
嫉妬心というのも、ある種の魅力になりえてしまうのがちょっと怖かったり。
眞華の感想日記様
マリアさんとアーたんの強い結びつきを主張するのであれば、
むしろ2人の両親の存在の方が気になったり、そうでもなかったり。
colorless無色の日記様
アーたんが描いた漫画の世界が、実は現実世界そのものだったりして・・・。
執事はお嬢様の為に翔け巡ります様
一筋縄では終わらないからこそ、考察はハマると面白いんじゃないかと。
ヒナギク様をみてるっ!?様
当時のチビヒナ様は、まだ実の両親と別れる前とは思いますが・・・。
今の気分±0様
大丈夫です、ハヤテ界隈では卑猥な表現で満ち溢れていますから・・・。
暇ワリの咲く頃に~西沢さんと共に~様
現実世界は西沢さんの住まう世界、だから普通に満ち溢れていると。
くるくるばたばた様
あれら一連の流れがロリアさんに反応したとするならば、
「鏡の中の女」はどうにも不自然で距離がありすぎてやっぱりしっくりこないような。
要するに、内容どうこうでなく、皆してロリアさんに夢中だったという事で・・・。
ネスの日記様
途中から訳が分からなくなるのは、感想ブロガー永遠の悩みでもあります。
そして僕たちは西へ向かった様
・・・要するに、マリアさんは優しいのでアーたんとは無関係という事ですね?
太陽6000度で焼いた餅様
脱出そのものができないのか、術はあってもその条件がそろっていないのか・・・。
気ままな道の先様
呼び名やらキャラの解釈は人それぞれなので、中々に難しいところかもです。
漫画とハヤテとアニメと私。様
逃げも一種の個性なので、そういう感想も新鮮でありではないかと思う次第です。
わたら瀬川の泉 ~だいまどーしいいんちょさん~様
お金ではどうしようもできない事を石の力に頼って何とかしようとするあたり、
帝は神と言うよりかはアーたん同様「神さまの真似事」の雰囲気もありますが・・・。
HANG-UP Station様
マリアさんがここで力を身につけた、というのは正直アレな印象があります。
努力もあるとはいえ、2人の能力が作られた感じがしてしまいかねませんし・・・。
西の沢で歩んだ日々様
鏡でなく泉に見える・・・つまり、いいんちょに見えるんですね、わかります。
西向くままに~西沢さんとあゆむ道~様
三千院マリアでも、天王洲マリアでも、なんでもありなのが怖いところです。
奇跡の鳥ムトウス様
ハヤテというよりかは、ロイヤルガーデンという別作品に見えなくもないような。
ひょっとしたら、アーたんにはマリアが見えていなくて
それでハヤテの見ているものを知って怒ったんじゃ。