さて、本日は一部の人間に重要キャラ扱いされているであろう、東宮君の誕生日であります。私も彼に対する思い入れが深いため、何かお祝いの記事でも書こうかな〜と考えたわけです。で、たどり着いた答えが・・・タイトルのとおり。東宮君という人物について色々と考えてみようという、まぁありふれた記事です。
勇気の使徒 東宮君は、案外勇気のあるキャラです。特に男性陣には、その点が普通に評価されていたりもします。
あ…東宮の坊ちゃんは告白できるのか…すごいな。
(9巻8話より)
大した勇気…でしたよ。
(15巻2話より)
確かに、彼はへタレで、ドラえもん無しには何もできない一面もあるでしょう。しかし、今の彼にも、少なくとも「弱い自分と向き合う」術ならば持ち合わせているわけです。野々原と別れて以来、弱々しさは相変わらずである一方で、彼は自分のおかれている立場を、ある程度冷静に見れるようになりました。その中で、何もできないと思っていた自分にも、勇気を振り絞った行動ができる事が分かった。彼が強い東宮君になれるかどうかは今後次第ではありますが、その「勇気」の一面により、私たち読者に、彼に未知なる可能性を感じさせてくれたりもしたのです。
勇気とは、向こう見ずなもの。相手の力量をわきまえず突っ込むのが東宮君らしい事であると共に、そういう我武者羅な勇気ほど、見ていて何か心に感じるものがある。少なくとも、私は彼の勇気に、この作品の新境地を垣間見たのですから。・・・いやホントですって。
ヒーローへの険しく遠すぎる道 この作品、最初から「できる子」というのは多いんですよね。まして、それが誰かにヒーロー扱いされている人ならなおさらです。・・・しかし、東宮君は、少々例外的な存在です。これまでの東宮君の野々原に対する考え方、そして、これまでの野々原の台詞回しからいえること。・・・彼には
・ヒーローへの憧れ
・成長の余地が多分にある
この両者を満たしているので、ある種最も「可能性を秘めたキャラ」になるわけです。
もちろん、彼がただの「サブキャラ」である以上、彼がヒーローになる肯定が描かれるのか?という疑問はありますし、私自身もその可能性は限りなく低いと感じています。それでも、「ヒーローへの変革」を描くことが可能なキャラが現状では彼しかおらず、心のどこかで期待している私もまた存在しているのです。
・・・作中内におけるヒーローを語る上で、ハヤテという存在が欠かせません。彼を見ていると「基本的には多くの『強い』部分があり、それに伴い、彼の『弱い』部分が強調されうる」ということでヒーローとしての形式が成り立っているように感じられます。基本的に、各ヒロインは、その強さに最初惹かれ、交流をするうえで彼の弱い一面を知る事で、想いをより確かなものにしていく・・・という流れ。
一方で東宮君はというと・・・おそらく、その逆。基本的に、彼は弱者です。最初期の出番で、ナギと同列扱い、高尾山編ではそれ以下、というレッテルすら貼られました。ハヤテのごとく!という作品において色々な意味で最弱の名をほしいままにしていたナギ未満という属性を与えられる事で、彼の地位は最下位に転落。・・・しかし、それと共に、彼は少なからず脚光を浴びる事になりました。
・・・なぜか?それは『弱』の強調により、より『強』・・・この場合は、熊戦での「勇気」やヒナギクへの「一途な想い」に通じる部分が明確になったから。
そして、これらポジションは西沢さんのそれとかぶります。もちろん、心の底から西沢さんと東宮君が同列等と考えているわけではありません。それでも、力及ばずとも真っ向から勝負を挑む勇気ある心や、異性への揺るがぬ愛(東宮君の場合、ハヤテへの感情が若干怪しいと言う説もありますが)、など等、何となく通じるかも?と捉えられる一面もあるわけで。
もし彼に足りない事を考えるのであれば、「他人を思いやる心」ではないか、と思うのです。正しくは、自分のことに精一杯で、周りを冷静に見渡す余裕がない、とでもいいましょうか。まぁ、この件に関しては、
東宮くんはどんな友達になれる?という記事を読まれる事を強くお勧めしますが。まぁ、まずはヒーローからの自立を考え、ハヤテ(ハヤテに限らず、男性陣全般)と対等な関係を築けるようになるのがスタートライン。そして、究極的には、彼がヒーロー・・・あるいは、そこまではいかないものの、他人の立場に立って物事を考えられる器量を得る、というのが、彼にとってのトゥルーエンドなのではないかと思う今日この頃。高尾山編で、自分を冷静に評価できるようになったので、ここから先が彼にとっての始まり。新学期(新学年)になって、初めて「東宮君」という人物の目指すべき道筋が読者に示されたとも言えるでしょう。
彼がどうような進化を遂げられるのか、その進化の先には何が待っているのか、私も一読者として、今後の動向を温かく見守っていこうと思います。
勇気ある東宮君の誕生日に寄せて・・・とか書きつつ、今の今まで何一つ文章が思い浮かばかったんですけどね。
東宮君には、失敗を恐れずにどんどん挑戦していって欲しいです。
失敗を恐れては、前へ進めませんから!
>ある種最も「可能性を秘めたキャラ」になるわけです。
彼が成長すれば、この漫画にとって大きな起爆剤になるハズ!
>何となく通じるかも?と捉えられる一面もあるわけで。
東宮君はお金持ちですが、それを除けば至って普通の白皇の生徒ですしね!
>他人の立場に立って物事を考えられる器量を得る、というのが、彼にとってのトゥルーエンドなのではないかと思う今日この頃。
自分もれろさんと同じ考えです!
自分の妄想とは比べ物にならないくらい、素晴らしい考察ですね!
流石はれろさんです!
東宮君に光あれ!!