長きに渡る戦いも、唯一の正しい願いの前に終戦。そんな557話の感想です。
願い・・・と一言で表せる言葉が、ずい分と大きな意味を持ち続けてきた犬夜叉という作品。結局、「願い」って何だったんでしょうねぇ?
かごめ曰く、「犬夜叉は来てくれると信じているから、願わない」との事。「会いたい」というサブタイトルからしても、井戸が犬夜叉の手によって(一時的に)封じられた、狼野干戦の頃を思い出す今日この頃。あの時は、「犬夜叉に会いたい」と願いつつ、四魂のかけらがかごめを戦国時代に導いた感じだったわけですが、やはりあの時点とは、状況が異なるようで。・・・まぁ、あの初期の時点で、ある種2人の関係は、ほぼ構築済みだった気がしなくもないですが。主に桔梗に対する考え方・・・というより、四魂の玉に対する考え方の違いをのぞいて。
一方で犬夜叉。冥道を統べる鉄砕牙が、彼の思いに応えてくれたと言うか何と言うか。まぁ、その冥道を授けてくれたのは、他ならぬ実の兄なわけですし、心のどこかでは、ちゃんと感謝していて欲しいな〜と、思ったり思わなかったり。そして、呼べば助けに来る、というヒーローらしく、犬夜叉がかごめのもとに参上仕りました。
結局は「四魂の玉、消えなさい」みたいなかごめの発言により、玉が消えました。・・・あっさり消えましたね。いえ、玉というよりかは、玉の中で戦い続けていた「翠子」&「妖怪の皆さん」の方が。この「消えなさい」発言をすれば誰でもいいわけではないんでしょうね、たぶん。その唯一の答えを導けたのは、犬夜叉の支えのおかげなのか、かごめのみが四魂の玉の呪縛に囚われない立場にあったからなのか。
「終わった」というのは四魂の玉との決着なのかな?もっとも、読者としても「終わった・・・」という感じがしないでもないですが、色々な意味で。
さて、柱を信じれば・・・というか嘘を書くはずもないでしょうけど、次回が最終回です。いやいや、四魂の玉が消滅したのは確かですが、「その後」に用意されているのが1話だけとは、結構ビックリ。まぁ、結局はうやむやになっている、かごめがどっちの世界を選ぶのか、という話で締めるんでしょうけど。今回の「互いの姿は見えないけど、心で繋がっている」という感じからすれば、純粋に同じ場所を選ぶとは考えにくいんですが、さてどうなることやら。
そういえば、結局犬夜叉は、半妖のままなんですね。これまでの話の流れだと、てっきりどちらかを選ばざるをえない展開になるものと思っていたので。かごめの「願わない」という考え方からすれば、ありのままの2人を選択するのが無難な気もしなくはないんですけどね。
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さくら日記様