まったく・・・書きたい事が多くて困るお話ですね。そんな179話は、ハヤテの過去話の続きのようです。前回同様、殴り書きスタイルでお送りします・・・というより、今後は殴り書きスタイルで固定するかも?
ファーストインプレッションとか ハヤテ曰く、初見のアーたんは「神々しい&神秘的」とのこと。「世界で最も偉大な女神の名前」という肩書きに相応しい印象を持てた・・・というわけですね。ただまぁ「人間離れ」というのが高評価なのかと聞かれると、それは少しばかり疑問。自分と距離をとっているような、そんな印象も受けるので。まぁこの作品、お嬢さま一族とそうでない人間には、常に一定の距離が存在し続けている気がしないでもないですが。その関係が少しずつ、時間の流れと共に変化していくのも、またこの作品の魅力なのかもしれませんが。
同い年だけど大人びている、とはこれまたハヤテの談なのですが、瞬時で同い年と直感的に分かったのか、後になっての話でこの時点ではあやふやだったのか、年が近いという意味合い程度での同い年発言だったのか・・・。いやだって、文字通りの同い年という意味だと、マリアさんより年下とか、・・・ねぇ?
背の低さを指摘・・・されたかどうかはともかく、それに対する反応はお約束。ナギっぽい・・・けど、実際の身長差では、むしろマリアさんとの対比が合っているような。
それと共に、「それなりの事情がなければこの庭で泣いたりはしない」とはアーたん。あれですか、アーたんはかつて、「それなりの事情」があって、この庭で泣いたんですか?いずれにしても、この庭には涙は相応しくない、それこそ「笑顔」が相応しいような場所なのかも。
その名もズバリ言うわよ ハヤテの目の前にあった、謎の建造物、その名も・・・ロイヤル・ガーデン(王族の庭城)。
・・・で、その名を聞いて思い浮かべるのは、私の場合は「ガーデンゲート」、即ち、「白皇学院・時計塔」のことでございます。ゲートと言うのは「門」とか「城門」などという意味があるわけで、白皇学院の時計塔は、アーたんの住まうロイヤル・ガーデンへと通じる門、みたいな?話の繋がりがさっぱり分かりませんが、少なくとも、ロイヤル・ガーデンに白皇学院の巨大な時計に限りなく似たものがあることだけは明示されているわけで。
それと共に、そのロイヤル・ガーデンと呼ばれるお城ですが・・・どう見ても帝の住んでいる訳の分からないお城ですよね?さらに、あの断崖絶壁を見ていると、9話で登場した断崖絶壁(ハヤテとナギが一輪の花を摘んだりした場所)を思い浮かべたりで・・・う~ん、誰かこれらについて、現状の情報だけで整理できないものでしょうか?
時計塔・・・偉い人がいる(過去・アーたん、現在・歴代の生徒会長)or時系列重視の象徴?
断崖絶壁・・・約束の地(過去・ハヤテ&アーたん、現在・ハヤテ&ナギ)
お城・・・天上人の住まう場所(過去・アーたん、現在・帝)
ダメですね、意味不明です。そもそも、1個目と3個目が微妙にかぶってますし。「神さまが棲むという城」というサブタイトルがあるんですが、帝もやっぱ神さま気取りなんでしょうかね?でもでも、紫子が蘇ることもないわけで、「神」なんてものにも絶対はないんですよね~とか思う次第です。
そして、城内の床には、怪しい紋章と言うか何と言うか。魔石と何か絡んでいるんでしょう、帝の城と外観が似すぎているのも含めて。この城が同じものなのかどうかは・・・本編で語られるまで待つか、考察派が語るまで待つか。ええ、私はガイルよろしく、禁断の待ち戦法を取らせていただきます、ご了承ください。
Distance アーたんの住んでいると言うロイヤル・ガーデンですが、当然、ハヤテの住んでいた場所と近いわけです。ハヤテがこんな建物に気付かなかったなんて・・・みたいな話をしていたら、何故だかアーたんは「まあそうでしょうね」と答えているんですよ。
・・・近くに巨大な建造物があってもハヤテは気付かず、アーたんはその理由を知っていると?謎のシェルターですか?それとも、実はそんな建物は存在していないという超展開ですか!?「君の望んだ三千世界」がハヤテの脳内で勝手に構築されただけで、実世界にはありませんよ~、みたいなノリとか。まぁそんな些細な事を追求しだしたら、銀杏大観覧車という存在にヒナギクが気づいていなかった理由とかにまで発展しかねませんし、あまり深追いすべきではないのかもしれません・・・。
夢は一歩前進していた? この豪華絢爛なお城を見て、ハヤテは「2LDKでも失神もの」とか言ってます。一方で、15話で語ったハヤテの夢は「3LDK」だったんですよね。・・・ええ、いつの間にか、彼の夢が大きくなっている雰囲気ありです。今回の話の中で自身が「後ろ向き」な考え方を持っており、この出会いが彼の心境を変化させたとの表現もあり、今現在の夢が「3LDK」になっている。あの何気ないギャグじみた夢話も、アーたんの影響によるプラス補正がかかっていたんですね~・・・たぶん。作中では「前向きがモットー」とか表現されていましたが、それもまたアーたんのおかげだったのかなぁ?
親がまともなら さて、まともな親が少ないこの作品にあって、いろんな意味で強烈なインパクトをもつ一言です。・・・というか、これを言い換えれば、アーたんの親もやっぱり「まとも」なんですかね?親の事情を現時点では知る由もありませんが、幼いアーたんを、こんなに巨大な建造物に一人ぼっちにさせるのなんて、これが「まとも」なのやら。アーたんなりの最大限の皮肉なのかな?ナギにしても、あのお屋敷は広すぎでしょうけど、それとの関連性はどうなんでしょ?
略して「アーたん」 略せてません。同じ略すなら、マリアさんがハヤテに提案した借金額を略す方がより建設的な意見です。しかし、・・・どうでもいい話ですが、牧村さんがマリアさんの事を、略して「アーたん」とか言ってたら、それはそれで妄想の広がりそうな展開なのかもな~と、思ったり思わなかったり。それこそ、マリアさんとアーたんの対比が、よりやりやすくなるような、そんなイメージ。
私の執事を・・・ 頼む内容やそこに至るまでの経緯とかは、ナギのそれとは当然異なります。それでも、何かを感じる。強いて言うなら、156話での「大切なのは・・・愛だろ、愛」といってナギがハヤテにキスしたシーンとシンクロしているような?
個人的には、月明かりのもとで誓いを立てるというのは、39話や89話での、ハヤテ&マリアさんのやり取りを思い出させたりもするわけですが。
でまぁ、これらに共通しているのは、多かれ少なかれ、ハヤテが顔を赤らめていると言うこと。ヒナ祭り祭りや西沢さんEND?での「それ」とは、ハヤテの置かれている状況は全く異なるわけで。どう言ったらいいんでしょう、「ハヤテが主導権を握られている」とかそんな感じ。いや、ハヤテを優しく包み込んでくれる「何か」が、この3人には共通してあるのかもです。
まんが家BACKSTAGEのお話 最終ページのアレを「解禁」とかそんな表現を使っているのが、怖くて仕方がありません。まさか「アレ」を乱発する展開にはならないでしょうけど・・・それこそ、今回のアーたんが見せた大胆な行動すら、大したものではないと感じかねないですし。そもそも、156話でナギがハヤテに・・・というのはノーカウントっぽいので、やはりそういう事なんでしょうね、きっと。
あと、設定のお話も色々と複雑。現状のアーたんが「三千院ナギになる予定だった」とか、何事ですか!?まぁそれ以上に、さり気なく「姫神」の名前が出ている事のほうが、よっぽど衝撃的だったんですが。この時点で、姫神もまた重要キャラであることが明示された、という感じですかね?アニメでのへんてこなオリジナルキャラ扱いとかで「重要キャラなの?」と個人的には疑問視していたんですが、どうやら杞憂だったようです。その中に「マリアさん」の名前が出ていないのが、ファンとしては余計に怖くなってくると言うか、今後の展開が無性に楽しみになってくると言うか。
そういえば、ロイヤル・ガーデンって、今回が初登場ではないらしいです。「よ~し!」という意気込みで全巻調べようとしてみたら、2ページ目くらいで見つかってしまいました。・・・あれですか、1話扉絵の背景でございますか?前面に出たマリアさん+2名にばかり目がいっていて、そこまでは気にしていませんでしたねぇ。どこぞの大研究本だけでなく、私もハヤテのごとく!の読み込みが足りていないようで。
それにしても、読めば読むほど、アーたんはナギ&マリアさんだな~・・・と。どちらか一方では成立しえない感じですし。アーたんではなくナギをメインヒロインにした、とは畑先生の談ですが、実際には、アーたんの「神秘的、大人びている」などのある種の頼れる、場合によっては距離を感じかねない部分がナギには欠けているわけで。で、それを補うべく存在するもう1人のメインヒロインがマリアさんなんだけれども、彼女は彼女で、畑先生が最初に構築した「ハヤテ、ナギ、アテネ、姫神」の構想とは被りつつも微妙に外にいる、という難解な構造をしているわけです。・・・要するに、物語の肝は、むしろマリアさんなんですよ~という事で。
でもでも、今回の話、アーたん=神さまっぽい感じがあったということは、ナギ&マリアさんどころか、帝との対比も可能ということになるんですよね。そうなってくると、アーたんは誰との対比ではなく、三千院家との対比って感じすらあるような。名実共に、アーたんの神格化が始まり出しました、主に私の脳内で。
そんなこんなで、今回の感想を締めさせていただきます。何か無性に、書き足りない気がしつつ、実際にはむしろ長すぎて、読む人の気持ちに一切配慮していないような感じもあるわけですが。
トラックバック送信先
360度の方針転換様
人間離れという表現も含めると、非人間論も案外ありえそうで怖いです。
タカヒナの乱雑日記様
カンの鋭さとは別の「何か」であるのは間違いなさそうな雰囲気ではあります。
サクラ咲く夜に様
執事としての経験が、彼の即決につながっていたのかもですね。
漫画とハヤテとアニメと私。様
故人説、非人間説、そして・・・異世界説。なんでもござれな感じですこと。
今の気分±0様
その伏線について語れれば、今日から立派な考察ブロガーです。
太陽6000度で焼いた餅様
むしろ、勢いで2つ目のFCを作ってみるとか?
暇ワリの咲く頃に~西沢さんと共に~様
予測ははずれようとも、それ自体をやる事に意義があるのです、たぶん。
旅人達の集い。様
どちらが本性なのか、今度のアーたんに期待です。
ヒナギク様をみてるっ!?様
シリーズが終わったら、何事もなく別のお話が展開されそうです。
残滓の詰め合わせ。様
魔石や帝との関連、名前つながりでマリアさん、パッと見でハヤテ&ナギ。
・・・今後の展開はもちろん、今後のハヤテ界隈の動向も楽しみかもです。
くるくるばたばた様
そんな期待通りの反応を、密かに期待し続けていた私。
できる事なら、大袈裟にぶっ飛んで欲しかった気がしなくもないかもです。
しっぽきり様
ハヤテにとっては、言うまでもなく初の執事体験。
それがアーたん側から見るとどうだったのか、ちょっと気になってみたり。
tanabeebanatの日記様
信じる事の大変さを、再認識できたしだいです。
畑先生の発言、アーたん、ハヤテ父、そして何より・・・自分の感想、みたいな。
静夜詩様
そこまで意味を広げるとは・・・流石と言うか何と言うか。
最近では妄想全回の感想も少ないので、今後の活動にも期待。
さくら日記様
夢の中より夢のよう、というサブタイトルを思い出したくなる展開でしたね。
miraの不定期日記様
断定できるとすれば、最初からいない・・・というのは確かにありそうですねぇ。
眞華の感想日記様
ついに、ハヤテですら可愛いと言われる時代に・・・。
はやく目を覚ませ様
感想なんてものは、何時の時代も試行錯誤の連続ですよ、たぶん。
いすみて様
大丈夫ですよ、きっと広さに関わらず迷子になってくださるはずです。
colorless無色の日記様
誰にするのか、どちらからするのか等、妄想も膨らみそうではあります。
星の海へ行こう!様
執事扱いなのは、自分が「最も偉大な女神の名前」と言っているのも含めると、
単純なプライドよりかは、誰かの教え(啓示?)とかの影響があるのかもです。
HANG-UP Station様
異世界どころか、ついにあの世ですか・・・これまたありそうな感じです。
それだけ、今回の情報が断片的で、どう捉える事もできる仕様なんでしょうけど。
ヒナギクさんちの晩ご飯様
・・・・・・・・・某所?
橙の世界様
まず、アーたんが「子供」なのかどうかすら、疑問を感じてしまう今日この頃。
ナギっぽさをのぞくと、やはり人間離れと言うか浮世離れと言うか・・・。
ここはおいらの下書帳様
前の話からして、信号無視した際に本当に車に引かれていて、
その過程で死後の世界に・・・とはいえ、そこにハヤテだけというのもまた・・・。
ネスの日記様
これまでこの世界に来た人にも、同じように左手を差し伸べていたのか、
或いはあの時点で、アーたん自身何か違う事を悟っていたのか・・・。
青色のない信号様
影響を受けても、根本的部分は変えられないもの・・・なのかも?
真・踊り子の雑記様
あなたが来るのが遅すぎたのよとララァが言うかのごとく、アーたんそのものの
インパクトがあっても、それまでに積み上げたものが多すぎたわけですか・・・。
~器用貧乏人宝~様
オリュンポス・・・ガンダムF90ですね、わかります。
奇跡の鳥ムトウス様
要するに、女神が3人もいる作品ということですね?
気ままな道の先様
1人暮らし以前に、1「人」と呼んでいいのかさえ疑問に思えてしまう今日この頃。
ここのみ様
パッと身は女神の祝福のようで、実際は悪魔との契約だったりして。
ハヤテブログのみなさんが、それぞれ別々の考察をなさっているのがとても楽しいです。これだけ考えが分かれるということは、やっぱりこの過去編は謎が多いってことですね。
・・・唯一たしかなのは、アーたんはカワイ(ry