機動戦士ガンダム00の第25話「刹那」の感想。 ・・・タイトル通りです。
世界の答えを求めて 戦いは最終局面を迎え、なんとな~く盛り上がっている感じはするかもです。
「まだ世界の答えを聞いていない」
そもそも、ここでいう「世界」って何なんでしょうね?
・・・などと考えつつ、とりあえずアレルヤがハレルヤにそう言ってました。
答えを聞くことが、アレルヤにとってのCBの存在意義なんでしょうかね?
結局、CBの存在意義が最後の最後まで非常に曖昧だったのは、
それぞれの意思によって、解釈も大きく違ってくるからなのかもしれません。
揺ぎ無い意思の集まりが、CBをCBたらしめているのかな?
しかし、もうアレルヤとハレルヤのトークも普通に見えてしまいますね。
この会話が、周りにも見えるのかどうかが気になって仕方がない今日この頃。
もしそれが、アレルヤ1人で喋っているように見えるのなら?
アレ×ハレ・・・アレハレ・・・ハレハレ・・・電波な子と間違われるのかな?
刹那&ラッセVSかませ犬 一方、刹那はかませ犬と激闘を繰り広げていました。
・・・激闘と書くと、「激闘は憎しみ深く」を思い出しますなぁ・・・。
誰も「武者激闘頑駄無」を思い出す事はないんでしょうねぇ・・・。
平和な世界を求めたロックオンの魂を胸に、
刹那もまた「狙い打つ!」という言葉と共に引き金を引いていました。
相手のかませ犬もまた、「ファング!」と叫んで応戦しています。
「ファング」対「狙い打つ」・・・「サーシェス」対「ロックオン」みたいですね。
目の前の完全悪に対し、ロックオンの意思が真正面から挑むかのごとく。
やっぱり、ガンダム00の主役はロックオンさんで決まり!という事ですか?
結果、ラッセの決死の攻撃&かませ犬の無能ぶりにより、MAは撃破。
CBの男性クルーには、1回しか活躍の場が与えられないのが仕様ですか?
「俺たちの存在を・・・!」という言葉を残して、ラッセさんもさようなら・・・。
2対2 「反射と思考の融合、それが超兵のあるべき姿」
そうなんですか?そして、ハレルヤはずっとそれを目指していたとか?
1つになるべく、アレルヤに語りかけていた。自分の意思で考えるように、と。
互いの心が1つになり、点と点が交わり、覚醒という名の力強い線が生まれる。
これを「歯医者と歯垢の融合」と考える・・・のは私だけですねすみません・・・。
お互いが戦闘続行不可能になった後、ソーマがセルゲイ中佐に近寄り、
「中佐がいなくなったら・・・私は1人になってしまう・・・」
これが家族愛・・・お涙頂戴の展開・・・なのかな?ベタではありますが。
目の前の敵を討つよりも、目の前の家族を守ることこそが何よりも肝要。
壊し無くす事では、何も生まれない。守り慈しむ事こそ、人の性。
思いが交錯する先にあるもの かませ犬(アレハンドロ氏)が目指していたのは・・・
「破壊と再生」
何となくではありますが、王留美さんの意見と一致しているような?
間違っているとは言い切れませんし、割とよくある理屈かもしれません。
でも、何か違う気はします。何と言えない私も私なんですけどね。
何はなくとも、強力なGNフィールドには、実体剣の出番なのです。
「実体剣を持ったエクシアは対GNフィールド対策の切り札」
かつてロックオンにもそう聞かされていた、GNソードの存在意義。
その時点で、「ガンダムを敵に回す」というのも想定内だったんでしょうね。
どこまでが「計画の一部」なのかは、あまりに曖昧すぎる所もありますが。
そして、エクシアが、刹那が、剣を振るいます。
「俺たちがガンダムだ!!」
アレルヤ同様、彼もまた1つになれたみたいです。
まだ人とMSだけではありますが、それはきっと確かな第一歩。
世界の歪みを正すための、小さな、しかし大いなる前進に違いありません。
その現状を見届けるや、アレハンドロ氏にリボンズが語りかけます。
「あなたはいい道化師だった・・・」
いやいや・・・道化師だなんて、シャア大佐と同列なんて!
まぁ「破壊と再生」とか「正しく導く」とか大仰な事を叫んでいるのを踏まえると、
彼は劣化シャア・アズナブルと言えなくはないのかもしれませんけどね・・・。
リボンズさんこそ危険な存在・・・なのかどうかは謎。
その答えは2期目に・・・か・・・2期目の感想は書くのかなぁ?
一瞬、だけど、閃光のように!! 戦いが終わってようで、ある意味ここからが本番でした。
疲弊した刹那のもとに、グラハムさんが愛を届けにまいったのです!
「会いたかった・・・会いたかったぞ、ガンダム!!」
ガンダムにさえ会えれば、それで本望なんですか・・・。
部下の敵討ちを口実にして、己の欲を満たそうとしているようにしか・・・。
残念ながら、こう言わざるを得ないようです。
ガンダムLOVE>越えられない壁>フラッグファイターとしての誇り
最後の最後で、己を(悪い意味で)取り戻してしまったようですね。
「自分の意思で!」という点では、流れ的には悪くないのかもしれませんが。
「運命の赤い糸で結ばれていたようだ!」
結ばれていたというか、自分で強引に糸を結んだというか・・・。
「この気持ち、まさしく愛だ!!」
流石の刹那も、この一言には物凄く動揺しているみたいです。
まぁ最終戦でこんな事を叫ばれても、戸惑うほかないでしょうけどね。
ガンダム、フラッグ、部下、そして(たぶん)自分をも愛するグラハムさん。
愛に飢えたガンダム00の世界において、彼は誰よりも輝いていました。
愛の伝道師は、誰よりも「自分の意思」を貫き通した、漢の中の漢。
戦闘後の状況把握 「あなたのもとへ・・・ロックオン・・・」
ティエリアは、ロックオンへの思いを胸に旅立・・・ってなかったり?
スメラギさんは、例によって後方でのほほんとしてました。
ソーマはマリー。・・・マリーの為に生きる事を選んだアレルヤのその後は?
そして、何故か唐突にマリナさんが登場しました。流石は空気ヒロイン!
「ガンダムと共に・・・」
ガンダムになるのでもなく、ガンダムになれないと嘆くだけでもなく。
結論を述べずにダラダラと語りすぎで、非常に感想に困る締め方かもです。
あれを1度見ただけですべて把握するのは無理でしょうね・・・。
まぁ、単なるラブレターなので、特に気にする必要もないでしょう、うん。
4年後のお話・CB以外のエースパイロットは、普通に全員生きてました
・地球連邦平和維持軍・・・PeaceKeeping Operationでなく「軍」・・・
・沙慈よりもルイスの「その後」の方が不安でなりません
・ニセティエリア?
・グラハムさん=キンケドゥ・ナウ?
・オーガンダム→00(ダブルオー)ガンダム
・See you 2nd season!
総括 設定上の主役→刹那
ネタ的側面の主役→コーラサワー
台詞面での主役→グラハムさん
私の中での主役→セルゲイ中佐
名ばかりのメインヒロイン→マリナさん
中の人的メインヒロイン→ネーナさん
本当のメインヒロイン→?
かませ犬→アレハンドロ
4人組の中で1人だけはぶられた人→
みアレルヤ
まぁ色々とありましたが、無事に1期目が終了する運びとなりました。
私はアニメにも、ガンダムにも詳しくないので、いい総括文が浮かびません。
ただ、これだけは言えます。
「後半詰め込みすぎ」
話のテンポがよく見ていて飽きが来なかったのは確かです。
でも、あれで内容を把握するのは、よほどのファンでない限り不可能。
アニメ&ガンダムを揃ってこよなく愛する人なら、話は別でしょうけどね。
そして、後半はテンポ優先であまり話題になってはいなかった事として、
「紛争根絶」
前半を見ていて、「現実世界に喧嘩を売っている」とも感じました。
ただ、「それは無理」と作中でも明言され、少し見方も変りました。
まぁ、結果として「強いメッセージ性」がなかったのが心残りではありますが。
その他では・・・
・ガンダムは完全にオマケ
・CB側だけ被害甚大だったのが結構予想外
・各陣営のエースパイロットに個性を感じた
・量産MSにもっと愛を!!
2期目に期待するのは・・・何でしょうね?
強いて言うなら・・・「予想外の何か」とかでしょうかねぇ?
半年もの間、私の拙い感想にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
今後も1ガンダム好きとして、2期目もそれなりに楽しみにしておきます。
・・・感想を書き続けられるかどうかは別問題として。
トラックバック送信先ここには全てがあり、おそらく何もない様
2期までの間に、情報を各自整理しましょう!・・・という感じなのかもです。
さくら日記様
それだけ、愛とは実に唐突に訪れ、かつ一瞬で過ぎ去るものなのでしょうかねぇ?
蒼のごとく!様
コーナーの小物さは、あらゆる物を超越するだけの情けなさに溢れてましたしね。
ごたまぜ雑記分館様
彼からすれば、パイロットは誰であっても関係ないんでしょうね・・・。
続・たてまつやんの戦闘記様
2期というかグラハムさんというかそっちに期待したくなる私。
ETERNAL様
私からすれば、4月からはアニメなしの生活になりますけどね。
Soul of Silver FoX様
蘇りすぎて、興がそがれるというのはあるかもですね・・・。
紅日記~ベニッキ~弐号館様
誰の目から見ても、やはりヒロインこそが最大の謎なのかもしれませんね。
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人様
詰め込み教育型で、1つの話を楽しむのに無理があったのは確かでしょうね。
後半の畳み掛けるような展開だけは、勢いを感じるものではありましたが・・・。
朽葉流シ様
2期目を意識しすぎて、最終回っぽい雰囲気はあまりなかったのかもです。
ミーハー日記様
・・・まぁ、全員して何を狙っているのかわからないアニメでもありますしね。
GM log様
・・・やっぱり、あれはラブレター以外の何物でもありませんよね!