戦争の悲劇が生むものは、怒り?憎しみ?迷い?悲しみ?それとも・・・。
そんな機動戦士ガンダム00の第18話「悪意の矛先」の感想です。
合言葉は「ガンダム」 トリニティのやり方に疑問を感じる、刹那・F・セイエイ。
「あれがガンダムのする事なのか?」と呟いておられるようです。
やっているのが中のパイロットでも、やはりガンダム視点なんですね。
ガンダムとはこうあるべきだ!みたいな固定観念でも持っているとか?
一方では、これまでと明らかに違う雰囲気を醸し出している相手に対し
「ガンダムの逆鱗に触れたのか・・・」と呟くお偉いさんがいました。
世界がCBではなく、ガンダムを中心に動いている事の証明なのかも。
機械が世界を動かすって、どこか殺伐としていて妙な感じではありますが。
この作品は、結構「人」の部分を疎かにしている印象もありますね・・・。
トリニティも計画の一部? トリニティを悪役に仕立て上げ、既存のガンダムマイスターの
株を上げるための存在なのか、単に内部での意見対立の結果なのか・・・。
よく分かりませんが、リボンズさんも何らかの関係があるのかも?
心なしか、トリニティ登場後、アレハンドロさんと距離をとって
・・・いるように感じるのは、やっぱり気のせいなのかもしれません。
CBではない別の「何か」 トリニティのガンダムの技術が同じとか、裏切り者がいるだとか。
・・・ここで既に「CBとは別の存在」と確定させちゃってるみたいです。
でも、トリニティ3人衆は、戦争根絶を目指して活動しているはず。
少なくとも、やり方が違うだけで、言っている事は同じに聞こえますしね。
もし彼らがCBでないのなら、3人は裏切り者らしき人に騙されているとか?
CBという偽りの衣をまとった、得体の知れない連中に踊らされている被害者?
・・・う~む、頭が混乱してきますね。考えすぎない方がいいのかも。
そんな状況下で、一瞬リボンズさんが映ったのが意味深だったり。
ヴェーダにアクセス不可の領域を作れるとすれば、ネーナさんでしょうけど。
やはり、主人公サイドの苦労するシーンと言うのは、何となく燃えますね。
トリニティという存在が、結果的にはCBに人間らしさを生んだというか、
相対的に見て「感情移入しやすくなった」というプラス面もあるのかも。
絹江さんと情報屋? 沙慈のお姉さんは、軍人らしき人から情報を買ったみたいです。
それによると、ネーナさんが「ラグナに報告」という話をしていたとの事。
ヴェーダとは別の存在ですかねぇ・・・人の名前っぽくない気もしますし。
よく分かりませんが、結局はネーナさんも無用心だった・・・という事で?
それにしても、一緒に話していたはずのハロはスルーするんですね・・・。
とりあえず、絹江さんが深入りしすぎるのは見ていて少し怖いですね。
ただでさえ、前回エイフマン教授がトリニティによって亡き者にされましたし。
その後の軍人さんの末路を考えても、標的となる可能性も十分にありますしね。
平和な日常が・・・ネーナさん・・・ 帰省中だったルイスの下に、突如攻撃が行われました。
しかも、ネーナさんの気分転換みたいな、どうしようもない理由で。
生命を軽く扱いすぎです・・・「戦争根絶」という言葉がバカらしく見えますね。
そういう一方的な殺戮にも、どこ吹く風な反応をする、兄弟もまた然り。
ガンダムを極めし者というより、単に「殺戮や破壊を極めし者」なのかも。
これにより悪意の矛先が、徐々にあれらに向かい始めている気がしますね。
もっとも、世界全体から見れば、ガンダム全てが標的になりかねませんが。
CB関係者以外の人間で、それに気付ける人が今後現れるかどうか・・・。
「世界は変わろうとしてるんだよ」
世界を悪い方向にしか変えない気がするのは、私だけでしょうか?
破壊や殺戮は何も生み出しませんし・・・復讐心は生まれるかもしれませんが。
まぁ、変化を求めているという点では、彼らだけではないんでしょうけどね。
経緯はどうあれ、ルイスの今現在の状況は、ある意味CBのマイスターと・・・?
フラッグファイターとしてのグラハムの思い 何だかんだで、後輩から尊敬されているグラハムさん。
感情的になる事も多々ありますが、人間味に溢れているのは確かですしね。
感情任せの側面が強くても、仲間のためという信念を常に持っていますし。
で、決意を新たにする中、トリニティが近くにやってきたそうで。
そこに単機で突撃し、見事ガンダムに一矢報いることに成功します。
MSの性能差を超える、人の「心」に満ち溢れた戦闘能力だったかもです。
刹那にしてもそうですが、こういう心なしか無味乾燥とした世界の中にあって、
心を最大の武器にして戦う感情面重視のキャラが、一際輝きを増しますね。
失われた日常 入院中だったルイスの下にやってきた沙慈。
その手には、密かにバイトをしながら購入した「あの」指輪。
けど・・・けど・・・もう、はめられないって・・・悲しすぎます。
記憶喪失ではなく、何気ないデートで登場した「ルイスが欲しがってた指輪」
をここまで引っ張り、その結果が、ここまで悲劇的になってしまうとは。
家族を失ったルイスが沙慈に謝っているシーンを見ると、
彼女にとって沙慈が、いかに大切な存在なのかを思い知らされますね。
沙慈がこの悲劇をキッカケに、復讐とか憎悪の心に満ちた人間にならず、
自分なりの形で戦争(この場合は無差別攻撃ですが)と
向き合ってほしいものです。ルイスも仕返しとかは望まなさそうですし。
それが姉の行動とかと繋がってくるのかは、今後の展開次第でしょうけどね。
エクシアの武力介入 刹那のいつも通りの勝手な行動・・・という扱いになるんでしょうね。
もっとも、スメラギさんのいうように「ヴェーダ抜きで」という点から見れば、
今後はこういう個々人の判断もある程度尊重されていく可能性もありますが
機会がはじき出す未来よりは、人間が導く未来の方がいい気もしますしね。
刹那の自分勝手な行動が、何時になくカッコ良く見えた瞬間でした。
今回のお話は、個人的には話に動きがあってよかったかもです。
ネタ的側面で見ると地味な印象はありますが、何かを感じさせる内容だったかも。
次回はロックオンさんが、身近にいた復讐相手を狙い打つっぽいです。
そんな次回の19話「絆」に乞うご期待!・・・いつもより期待しています。
トラックバック送信先別館ヒガシ日記様
本当に1対3のままなのか、或いは別の展開が待っているのか・・・。
AAA~悠久の風~様
あの痛いマイスター君を、本気で応援したくなる日が訪れようとは・・・!
ETERNAL様
悪役なのか、悪役っぽいだけなのか、それとも別の思惑が潜んでいるのか。
ここには全てがあり、おそらく何もない様
視聴者としても、あの惨劇をどう受けとければ良いのか判断に迷いますね。
もっとも、それをうまくやりくりしてこその「感想」なのかもしれませんが。
ミーハー日記様
最初から、大儀なんてあってないような感じではありましたけどね・・・。
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人様
MSに乗らずとも、彼なりの戦い方を見せてもらいたいものですが・・・。
二次元空間様
ネーナさんが悪役ならば、その末路はどうしてもアレな感じになりそうですが。
どちらにしても、今の行動に疑問を抱かざるを得ないのは確かなのかも。
鳥飛兎走様
持っていかれているのは、むしろ感想の方なのでは・・・?
朽葉流シ様
会話の流れ的に、看護士さんも中々指摘しづらかったのかもしれませんね。
Free Time.様
つまり、まともなコンビはセルゲイさん&ソーマさんということでしょうか?
アマデウスの錯乱?様
なら、私はセルゲイ中佐の出番が少なくて不満です。
蒼のごとく!様
ヘタリア・・・イタリアがヘタレ気味なら、変なお方がエースパイロット(自称)を
務めるあの国は、もっと色々な意味で危ないのかもしれません。
アニメのストーリーと感想様
作戦行動とは別に、腹いせの意味を込めた虐殺を平然としてますしね・・・。
MAGI☆の日記様
同じ色の文字で、2人の少年はどこかで繋がっているんでしょうか?
翔太FACTORY+Face.Chat.Union様
破局かどうかはともかく、少年が破壊願望を持たなければよいのですが・・・。
SeRa@らくblog様
グラハムはある意味、別視点での主人公役も担っているのかもしれませんね。
にき☆ろぐ様
キャラの立ち位置以前に、不安定さが刹那らしさという気もしていたり。
アニメって本当に面白いですね。様
スメラギさんは、割と毎回のように混乱していたり、そうでもなかったり?
さくら日記様
戦争という現実を目の当たりにせざるを得ない状況・・・何だか、複雑な心境。
身近な人間でそれが起こっても、相手の気持ちに立つこともできませんしね。
スポーツ&ネットウォッチングブログ様
これまでの刹那だったら、1対1でも駄目そうな気がしてしまいます・・・。
見ていて悪いか!様
グラハムのカッコよさは、色々な意味で群を抜いていますしねぇ・・・。
Soul of Silver FoX様
技術云々ではなく、別の意味で救われたほうがいい気もしますけどね。
気ままな道の先様
MSが生んだ悲劇を見て、自分もMSに走るというのは、正直本末転倒なのかも?
ぎんいろ様
聞き取りづらい台詞は、彼の心を感じるようにしていれば問題ないかもしれません。
ごった煮なアニメ感想とかのブログ様
でも、ガンダムで悪魔といったら、一般的には白い悪魔を思い出しそうです。
日頃CALAMITY様
ガンダムという楔に囚われない、正真正銘のエースパイロットっぽいですしね。
紅蓮の煌き様
アムロっぽいと書かれる時点で、彼の存在意義は中の人だけ!?
ユメノツヅキ様
生き延びられた奇跡を、いい方向に活かしてもらいたいものですが・・・。
PRINCESS-Noteξ青空だいあり~ξ様
食べるというのは、主人公チェンジなのか、純粋にマイスター好きなのか・・・。
ゲーム&アニメ感想館様
これでトリニティを好きになったら、それこそ大問題なのかもしれません。
BLOG不眠飛行様
刹那の力で敵うかどうかはともかく、その心意気だけは示して欲しいものです。
明善的な見方様
ただ命を狙われるだけでなく、教授とは別の展開に期待しています。
◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆様
それでも真実を追い求め続けるのが、あの手の人の性なんでしょうけどね。
のほほんホビー様
痛々しいけどカッコいい・・・彼もまた、見えない所で戦っているんでしょうね。
紅日記~ベニッキ~弐号館様
ゲーム的に見るのなら、最強のオールドタイプはドズルなのかも?
荒野の出来事様
大半のキャラが精神面に問題があるのが、この作品らしいのかもしれません?
さすがブログだ、なんともないぜ!様
謎が多すぎるのが、逆に今後の課題なのかもしれませんが・・・。
二次色ノート様
シリアス展開すぎて、ネタと捉える人がいつもより少なめだったかもです。
~器用貧乏人宝~様
こうなると、グラハムさん&沙慈少年の周りに死の香りが漂ってきて・・・。
Lounge "Himajin" Killer様
フラッグを愛する精神は、ガンダムに酔うマイスターには真似できませんね。
アバトーンの理想郷様
もっとも、最初期からグラハム視点の話が多かったりもしたんですが・・・。
気ままな@ジパング様
狂気じみたヒロインといえば、カテジナさんを忘れてはいけませんね!
日々“是”精進!様
これでお姉さんが生き続けたら、それはそれで意外性に溢れた物語かもです。
ごたまぜ雑記分館様
名前だけなら、誰にロックオンしても不思議ではありませんけどね・・・。
翠蛇の沼様
グラハムさんはともかく、こっちの主人公までカッコよく見えるのが不思議?
雲の上からHello!様
いかれているキャラは多いですが、あの3人は群を抜いているのかも。
シュージローのマイルーム2号店様
まぁ、CBは完全な裏社会といっても過言ではないんですけどね・・・。
るるひば日記★様
こういう時だけは、普段見せない圧倒的な力を開示して欲しいですが・・・。
ホヒログ様
ボンズですか・・・大リーグも色々と大変ですしねぇ・・・。
白狼PunkRockerS様
流石に男ですね、メガネ紳士君。断るのもハッキリしていて清々しい!?
風庫~カゼクラ~様
何だかんだで、現在1番目だっているのがグラハムさんですしね。
Curse priest様
打たれても打たれても死なない、それがガンダムマイスター?
おぼろ二次元日記様
あの2人の会話は、アニメ中では頻繁に出てきてますしね・・・。
トラバリオ様
結局、共闘らしい共闘は1度もしていないんですけどね。
ぱいんぽな日々様
それでもヴェーダに拘るのは、彼なりの大事な理由があったりするのかも?
月の静寂、星の歌様
長兄の自覚が全体に多大な影響を及ぼしているとすれば、
ある意味諸悪の根源がヨハンという線も捨て切れないかもしれません。
マニア研究所様
流石はスメラギさん、彼女に常識は通用しませんね!
月の満ち欠け様
その予期せぬ幸運が、中々起きないのも実情なんですけどね・・・。
魔法先生リリカル☆ハギま!様
円卓の騎士ですか・・・あのゲームは色々と印象深かったですねぇ・・・。
オイラの妄想感想日記様
ガンダムでの熱血キャラは、割と貴重だったりもしますしね。
ソラダマ様
今後はそういった悲しさだけでない、別のアプローチにも期待したいです。
Moon of Samurai様
何時の時代も、本音と建前の使い分けは難しいものです・・・。
今回のネーナの気まぐれによって起こったことはトリニティのやっている事を表わしたかったのかな、と思ってみたり。
しかしルイスの事が1話からの伏線と考えると辛いなあ。
次回、刹那がトリニティ達相手にどう出るのかもですがロックオンとのアレも楽しみです。