動揺するのがヒトの性、動揺させるのがヒナの性。
そんなハヤテのごとく!の第162話「ほらDSで笑顔の練習とかするゲーム
あったじゃん。あれとか使うといいんじゃない?」の感想です。
ヒナギクの動揺 「自分はヒナギクさんに嫌われている」と考えている、主人公の綾崎ハヤテ。
そこで西沢さんは、事の真意を確かめるべく、その件をヒナギクに報告すると。
思い当たる節がありすぎて分からない、というか、言われるまでは気づかない。
・・・ヒナギクって良くも悪くも、意外と周りが見えていないのかも。
人のために全力を尽くすという点では、文句の付け所のない完璧生徒会長。
でも、その考え方は割と自己中心的・・・と言えば少々大袈裟ですが、
間違った解釈とか、言われるまで全く気づかない傾向が強いような。
そういう向こう見ずな姿勢も、やはり雪路譲りなんですかねぇ・・・?
それにしても「歩さん」ですか・・・その呼び方、もしかして初めてだったり?
冷静さを欠いていると、普段とは違う発言や言動が生まれる、良い例なのかも。
かつて本人が、短期間で「綾崎くん」と「ハヤテ君」を併用してしまったように。
驚いて目を丸くする表情・・・まさかこれ・・・西沢さんのみに与えられた特権?
それだけ西沢さんに心を許し、同時に西沢さんもヒナギクを理解しているのかな?
ラブコメパートの傍観者 西沢さんは、恋する乙女というより、恋の話よ、こい!みたいな雰囲気ですね。
彼女にとって、恋話が日常茶飯事=普通だから、そういう感じを受けるのかも。
ただまぁ・・・ハヤテとの距離が縮まったかどうか、よく分かりませんね。
ある一定レベルに達したままで、時が止まったような印象を受けてしまいます。
特に、ナギと親しくなるにつれて、その傾向が強くなっているような気も・・・。
ナギに近しい存在になればなるほど、ラブコメにおける「傍観者」に徹しざるを
得ない・・・というべきでしょうか?マリアさんや伊澄さんと同じように。
それすらも超越した関係を築けるなら、話は別かもしれませんけどね。
中身は実質「男の子」 美希をはじめとする生徒会3人組だけでなく、
西沢さんとしても同様の印象を持っているようです。
男らしい逞しさという意味では、幼少の頃の雪路の影響が強いんでしょうけど、
ヒナギクの場合はそれと共に、「まだ成長過程にある」面もあるのかも?
もっとも、そんな雪路でも、表面上は女性として意識する描写もありましたが。
36話でも、ヒナギクに年齢の事を指摘され、感情的になったりもしましたし。
ヒナギクに動揺 ところで、雪路の額のアレはどうなったんでしょうか?
あれが「かつてヒナを守る際に負った傷」だったりしたら面白いなと思いつつ、
そもそも単なるチャーミングポイントと考えるのが自然だと考えを改めたり。
・・・ヒナギクの急変ぶりに驚愕する雪路を、端的に表していたりするのかも。
一方、ティーセットを壊してオロオロしまくりの美希&理沙。いいんちょ不在。
・・・オロオロといえば伊澄さんですが、これまた中々に新鮮な光景ですね。
ヒナギクが痛い人にしか見えないですが。マリアさんに看病してもらえばどんな
病も回復すると思いますよ?とりあえず、美希の表情は新鮮さに溢れてました。
現生徒会の構成美? 彼女たちの周りでは、常にヒナギクが話題の中心にいるんですよね。
けど、そのヒナギク本人は、いつも間接的に(今回のように唐突な登場が多い)
接していて、話の中心という意味では、美希がその役割を担っているのかも。
いいんちょや理沙と違い、美希だけは単独でヒナギクと接する機会が多く、
137話では美希&いいんちょ、今回だと美希&理沙だったりもするわけで。
副会長繋がりでは愛歌さんですが、かつての牧村さんと近いポジション?
そういえば、雪路と愛歌さんが会話するのは、本編では実質的に初でしたっけ?
高尾山編でも、雪路側との接触がほとんどありませんでしたし(登頂後くらい?)
そういう意味でも、生徒会メンバーの中で、愛歌さんだけは他の面々とは一線を画す
存在なのかもしれないな~と・・・伊澄さんとの関わりという点も含めて。
ヒナギクの本来の姿は・・・ 愛歌さん&ハル子さんの「穏やかヒナギク」とそのほか大勢の「怒りのヒナギク」
という意見の対立ですが・・・個人的には、後者の方が説得力があるのかもな~と。
いや、別に怒りやすいとかそういう話ではなく、
「ヒナギクは動揺させてナンボ」だと思ったりもしているんですよ。
ハヤテの前でツン、西沢さんとのハヤテトークで動揺、雪路の暴走ぶりに激怒。
こういう面を引き出せてこそ、ヒナギクとの付き合いは活きてくるのかも・・・と。
それは愛歌さんやハル子さんに、ヒナギクとの距離がある、
と考える事もできるかもしれません。ただ、この場合2人は、ただ単純に
「ヒナギクへの依存度が小さい」だけ・・・という見方もできるんじゃないかと。
だから、142話のように「2人だけの独立した話」が、ヒナギクをはじめとする
周囲への依存度が小さいがために成立していた面も
・・・あるかどうかは怪しいですが、何となくそんな風に考えてしまったので。
ナギ不在の理由 ナギが学校にいない・・・その理由は!・・・モンスターハンターですか。
でも、そうする事でマリアさんにジト目で見つめてもらえるというのなら悪くはない?
・・・でも、PSP持ってない・・・PSPがない事に、初めて後悔した瞬間でした。
それにしても、ナギの相手を「ファミレス」ですると言っている理沙ですが、
ハヤテのごとく!でのファミレスだと、デスニーズを思い出さずにはいられません。
ただでさえ、あの強盗を逮捕した柏木刑事が155話で再登場しているだけに、
あっちの方に何らかの動きがあってもいいんじゃないかと。
「病気の妹」に反応して、体の弱かったゆっきゅんを思い出したりするナギとか、
自分の体の弱さと重ね合わせる愛歌さんとか・・・だ、ダメですか?
ハヤテは健全? ハヤテに「デートでご機嫌取り作戦」を任せようとする美希と理沙。
人畜無害とか紳士とか言ってますが・・・少なくとも美希は、
ヒナギクのハヤテに対する想いに気づいているはずなんですよね。
美希としては、ヒナギクという存在に対する若干の独占欲を持っている気も
しているので、この決定の裏には何かあるんじゃないかと疑いたくなるんですが。
ハヤテとヒナギクの関係以前に、「自分がヒナギクに嫌われたくない」という
気持ちを優先させているのかも?・・・美希の思考回路は読みづらいですなぁ。
とりあえず、次回はハヤテとヒナギクのデートという事ですか?
それにしても、なぜここまで無駄に文章が長くなったんでしょうか?
今回は「久しぶりに何も書く事がないな~」とか思っていたはずなんですが・・・。
トラックバック送信先星の海へ行こう!様
流石は武道派&ヒナ派です、勝負事には抜け目はありませんね!
やはり彼女にとっての闘争本能も、姉譲りなのかもしれませんが・・・。
ヒナギク様をみてるっ!?様
何だかんだで、さらっとデートに誘える器量&速度!かの中尉の言葉を借りれば
「タカヒナニ号さんかい?早い、早いよ!」・・・でも、何か微妙に違うかも。
サクラ咲く夜に様
全ては世界平和のために・・・流石に牧村さん、視野の規模が違いますね。
とすれば、やはりマリアさんを愛してやまない理由も、世界平和を意識して?
蒼のごとく!様
それが何であれ、変態紳士といえばあの2人しか思い浮かばない今日この頃。
作り笑顔・・・逆を言えば、本物の笑顔にも価値があるのかもしれませんね。
彼女にとってのトゥルーエンド、それは「心の底から笑える居場所を見つける事」!
ひなぎくのなく頂に葱様
そもそも私には、しおらしいという概念そのものが難解かもしれません・・・。
AAA~悠久の風~様
ヒナ様の意外性が、アニメ感想ブロガーに原作の感想を書かせるという更なる
意外性を触発する・・・う~む、凄いです。ではその勢いで次回からも・・・。
今の気分±0様
気持ちとは裏腹の行動をしてしまうのは、よくあることですしね・・・たぶん。
この作品の場合、それが表情1つに集約されている気もしますが。
そして僕たちは西へ向かった様
こういう話であればあるほど、西沢さんのいい意味での「普通」属性が
強調されますね。魅力的な普通というのも、実に奥が深いものです。
タカヒナの乱雑日記様
ハヤテにしては綺麗な締め・・・という可能性ですか・・・何となくありそうですね。
真・踊り子の雑記様
これが私の性なのか、
あそこへのリンクがあるせいなのか
「サクサク」が「サクサギ」さんに見えてしまうんですよ・・・1文字違いですし。
あと、咲夜嬢ファンは1番問題発言が多いと思いますよ?特に私からすれば。
miraの不定期日記様
つまり、「そうとでも考えないと違和感抜群の笑顔」という事ですね!?
360度の方針転換様
互いの持つ情報を提供しあうという光景は、とてもライバル関係のそれとは
見えませんし・・・ただの井戸端会議の域では済まない密談かもですね。
ネスの日記様
今回の頼み方は、ネタと真面目要素、両方を含んでいるようにも見えますね。
もしかしたら、その光景を覗き見するとかそんな展開に・・・はならない?
太陽6000度で焼いた餅様
ハヤテというより、ハヤテのごとく!が勘違いばかりなのかも。
もっとも、そういうすれ違いが、この作品に深みを与えているんでしょうけど。
White&Pure様
幻聴?・・・純粋無垢な美少女・マリアさんに決まってるじゃないですか!
くるくるばたばた様
美希はあれですね、謎です。もしかしたら、考えるだけ無駄なことなのかも。
オチ予想はタカヒナさんと同じですか・・・銃殺・・・ケルベロスの出番ですか?
夢の残滓様
ホント、マリアさんは笑顔で白いですよね~・・・。
tanabeebanatの日記様
美希は西沢さんとは違う意味での自信がある・・・にしても、やはり不思議。
過去の話からしても、あまり好ましく思っていないようですし。
やはり、「奥の手」だから、悩んだ末の秘密兵器投入だったのかも?
パワAのいろいろ日記様
日本が勝ち越して、思わずヒナギクもぎこちない笑顔を浮かべたんでしょうか?
眞華の感想日記(未熟)様
それでも常に相手に敬意を払っているのが、メイドさんの魅力なのです。
疾風のように輝いて様
畑先生はSですか・・・これが「好き」のSだったら、余計に大変そうですが。
しっぽきり様
競馬ではオッズを見ずヒトを見ず、ここでは敢えてヒナを見る。
今、ヒナは私のお金(オッズ)を気にかけていない・・・でも、それも時間の問題。
気ままな道の先様
ティガレックスがガンレックスに、ソロがゾロに見えたりする今日この頃。
・・・う~む、我ながら意味のわからないこじつけ方ですね・・・。
暇ワリの咲く頃に~西沢さんと共に~様
2人の置かれている状況がこうも変わろうとは・・・時間の流れを感じますね。
~器用貧乏人宝~様
生徒会書記バージョンでも、ハル子さんと表現する人が多いんですよね。
メイドとしてのイメージが強すぎるのか、咲夜嬢の影響が大きいのか・・・。
MOON CHRONICLE様
実際に美希と理沙が、そういう方面に免疫があるかは怪しいんですけどね。
・・・あれはネタであり、案外本心では別の事を考えていたりするのかも。
Hail to Mr. INTERVAL!!様
あの人にすべてを託す・・・という表現からマリアさんを浮かべそうになり、
でもそれがハヤテである事に、ヒナギクのお取り扱いの難しさを感じますね。
ちなみに、「あの方」については以前から知っていました。
ただ、当時ブログを発見した時点で、既に閉鎖されていたんですが。
さくら日記様
狙っているようで、実際には空回りしているイメージが強いかもです。
アンチかどうか以前に、大半の方が違和感を覚えてますしね・・・。
Moon of Samurai様
確かに、「サザンクロス」というとかなり破壊力がある事が多いので、
雪路はさぞ戦々恐々としていたんでしょうねぇ・・・。
年齢に過敏なメイドさんを知っています
>でも、そうする事でマリアさんにジト目で見つめてもらえるというのなら悪くはない?
なんていうか、同じ観点から見すぎててw
私もジト目されたい
>美希の思考回路は読みづらいですなぁ。
パンツの観察したりとか、確かに読み辛いです。
でも、そこがまた魅力なのではないでしょうか?
美希は女性部門での畑先生の欲を映し出している面があると思いました。
男性部門では神父で
あと、相互リンクをお願いできますでしょうか?