本日は、
桂雪路にふさわしいお相手No.1に輝いた、薫京ノ介先生の誕生日。
・・・なんですが、正直まともに記事をかけません。
今日咄嗟に気づいたので、学内で、単行本等の資料一切なしで、というのは・・・。
なので、細かい設定は無視して、彼の偉大さについて綴ってみようと思います。
テーマは2つ、「普通」と「童心」です。
~普通の教師~ 薫先生は、名門・白皇学院の教師をやっています。
雪路よりもむしろ彼の方が、白皇学院の教師をできているのが謎です。
一方は何だかんだでグレートティーチャーですが、薫先生は・・・。
しかし、彼は何かを見出されて白皇に就職できた・・・という事のはずです。
現在未登場である
姉が白皇学院の理事長だったという超展開でもなければ。
そう、ただの天才・超人等といった面々にはない、何らかの魅力を持っているはず。
・・・特別、何もない気がします。というより、実際何もないです。
私の個人感情を最優先すれば「ガンプラ最高!!」ですが、それはそれ。
・・・いや、1つ絶対的なものがある。普通という、かけがえのない最強属性が。
この作品において「普通」である西沢さんが重要であるとするならば、
教師として「普通」である薫先生もまた重要という考え方もできます。
しかも、精神面の驚異的成長があった西沢さんに対し、
多くの奇人・変人・超人がたむろする学院内で、普通を保てる彼の能力は偉大です。
普通人としての模範。某漫画の表現を借りるなら、普通のものさしです。
向上心や成長とは別に存在する、
安定感の象徴が彼なのです。
同じ場所にいては羽ばたけません。しかし、変わらない大切さもまた存在します。
~三つ子の魂百まで~ 上記した最後の文章にも繋がりますが、彼の趣味・嗜好もそれに準じています。
彼の好きなものは、ガンプラとフィギュアと雪路・・・のはずです。
前者2つは言うまでもありません。雪路もまた、その遠き日々の記憶を美化して
今日まで至っています。・・・色褪せない少年少女の記憶は、大変偉大です。
さて、ここで重要なのは「童心」・・・純粋なる子供心の事です。
彼にはそれがあります。雪路のように迷惑をかけるわけでもなく、
ただ純粋に、大人のしての節度を保ちつつ、童心の輝きも失っていません。
「君らも十分子供だな…」(67話:バレンタインデー後編での神父さんの台詞)
能力があっても、精神面でまだまだなハヤテやマリアさんをこう評しています。
薫先生同様フィギュアもお好きな(157話より?)神父さんが言うのも何かの縁。
「子供心の維持、人としての成長、程よい欲や願望」という三種の神器。
・・・童心を忘れない趣味、白皇教師としての現在、雪路への一途な思い。
薫先生は、ある種のお手本です。それを私なりに表現するのなら、
純粋な子供心を残した、理想の大人像。 それが彼、薫京ノ介その人ではないかと。
精神面がダメな有能使用人だったり、変な劣等感を抱く負けず嫌いだったり、
無駄におねーちゃんに拘ったり、迷子ばっかりで迷惑かけたり、
妄想のすぎた人だったり、ダメ主だったり、金・スパルタ・変態執事だったり・・・。
これほど隙のないキャラが未だかつていたでしょうか?・・・いや、いません。
(明らかに誇張表現が多いですが、そこは彼の誕生日という事で・・・)
時間の流れと共に変わり続ける、ハヤテのごとく!という名の物語。
だから、薫先生が奏でる「変わらない物語」もまた意味を持ってきます。
前ばかり見ている雪路が、ふと振り返ると薫先生が待ってくれている。
成長への劣等感に縛られたハヤテキャラを、現実に引き戻してくれるのも彼。
彼がいつも変わらないでいてくれるから、誰もが前を向いては走れるのでは?
ガンプラ好きの薫先生。なので、最後はこの言葉で締めたいと思います。
僕には(薫先生という)帰れるところがあるんだ、こんなに嬉しい事はない…! 薫先生、誕生日おめでとうございます!