雪の降る夜、現実時間の明日はマリアさんの誕生日。
作中時間はその時を過ぎ、主と執事の絆を試す瞬間が・・・。
アニメ版ハヤテのごとく!の先行最終回「よいこの友達 借金執事万才!」は、
2人の絆とパロディを届けてくださったような、そんな気がする感想です。
クラウスの思い、雪路の思い 誰にも相談せずに出て行ったハヤテ。後任を探そうとするクラウス。
しかし、「一言相談があれば・・・」と呟いている時の表情に、哀愁が漂ってます。
ネタ扱いに使われてはいましたが、そっちの印象が強すぎです。
愛論かけだけでなく、上司としての顔も垣間見た瞬間でありました。
一方で雪路は、1人酒に入り浸って・・・孤独を紛らわそうとしてました。
さり気無く「アッシー、メッシー・・・」とか貢がれた事があるとかカミングアウト。
雪路に貢ぐ・・・薫先生でないとすれば・・・やはり
六角坊さんなのでしょうか?
女学生時代の雪路・・・何かこう、はじけていて素敵なイメージがあります。
「寂しいならウチに帰ってくれば?」
僕には帰れるところがあるんだ・・・こんなに嬉しい事はない・・・!
とにもかくにも、ヒナギクのクリスマスプレゼントが気になる今日この頃。
もっとも、昔は雪路が幼き日のヒナギクに心を込めたプレゼントをしていたのかも。
姉思いのヒナギクと、きっと妹思いの雪路、不揃いのようでバランスは取れてます。
ハヤテの決意 白皇学院にやってきたハヤテと、それに出くわすヒナギク。
詩音曰く「執事協会」の情報が、あったりなかったり。
では、メイド協会の会長さんはマリアさんがされていたりも・・・!?
「散々なクリスマス」
ヒナギクがそう言ってはいますが、私たちは、この日この瞬間に、
ハヤテのごとく!に出会えました。それは、何物にも代えがたい喜びです。
・・・いやまぁ、厳密にはクリスマスイブに出会ったのが正しいんですけどね。
一方、執事能力を失いつつ、礼節を重んじる姿勢だけは残っているハヤテに感動。
能力がなくても、人としての本質だけは残っている、ある意味ハヤテらしいハヤテ。
ヒナギクに一礼するその姿に・・・今まで彼に抱いた事のない感情が・・・。
ナギの決意 執事と主は一心同体!・・・ではありますが、執事から見たらどうなんでしょう?
主がどんなに感情移入しようと、執事はあくまで執事として仕える身。
結局、主から歩み寄れない限り、関係の進展もできないことになりますしね。
「主としてやることは1つ」
マリアさんに背中を押され、ハヤテの救出に向かうナギ。
後ろではマリアさんが待ってくれている。・・・そう、何も考えずに走れ!
ナギ 振り向かないで 疾風のように輝く星は
ナギ お前の愛した執事だ
覚えているかい 少年との出会いを
あたたかい温もりの中で 助けられた夜を
ナギ 振り向くなナギ
主は弱みを 見せぬもの 見せぬもの
ただ明日へと 永遠に・・・
理事長の呪いというより、呪われた理事長? 理事長が変人なので、アマゾン探検でなくAmazon探検を期待していたんですが。
財宝の守護者として力を手に入れた2人。・・・でも、実際はヘビの使い魔。
・・・あ~あ、私もマリアさんの使い魔になりたい。最初に契約もありますし。
「萌え訴える」という表現に、理事長らしさが込められていた気もします。
で、変な服登場。・・・何となく、マリアさんが着れば浄化できそうな?
汚れなき心で、悪意に染まった四魂の玉を浄化するかのごとく。
戦闘開始 ハヤテ・・・ハーマイオニー・・・あれ?何と呼べばいいんでしょうか?
とにもかくにも、そんなハヤテの格好に赤面するナギ&ヒナギク。
ここにクラウスとタマがいたら、確実にギャグ路線に走っていたんでしょうけどね。
バトル開始なんですが・・・何かこう、無駄に躍動感があるんですが?
特に顔が動きすぎているのは、別作品のパロディだったりするのかなぁ?
執事バトルトーナメントの頃を思い出したりもする今日この頃・・・。
とりあえず、防御に徹したSPたちのまともな活躍に衝撃を覚えました。
理事長VSヒナギクは五部。プリンセスゴッドは・・・異様に強いです。
途中で捕まる演技もしたり・・・これでは道化だよ・・・(仮面つきですが)。
ナギの思い、ハヤテの覚醒 ハヤテを脱がそうとするナギの表情が活き活きしていて若干危険です。
ハヤテの声が声だけに、あと一歩の所で深夜34時を突破しそうな感じ。
でも、ナギだって成長してます。身長以外なら多少は成長しているはずです。
「屋敷なんかなくたっていい!財産なんかなくたって!!」
・・・屋敷も財産もないナギを、ハヤテがどうするのかというのはあるかも。
純粋にハヤテが好きなナギに対し、どこまで行っても主という考えのハヤテ。
ナギの主張が真っ当でも、それにハヤテが答えられるかどうかは難しい所です。
あとでオシオキ・・・ギャグアニメとしてなら、結局またも女装に落ち着く!?
でまぁ・・・ゴッド、強すぎですから。覚醒したハヤテより強いでしょう、絶対。
謎のオーラに瞬間移動に闘気弾・・・それもかなりの使い手だ(ワニ男談)。
「信じてくれるお嬢さまがいてくれる限り・・・!!」
親に裏切られ、何も信じられなくなったハヤテらしい・・・かもしれない一言。
人に頼られると執事の戦闘能力は2倍になるらしいですし、
信頼関係こそが、執事としてのハヤテの最大最強の武器・・・という事なのかも。
もっとも、覚醒したハヤテの格好が、どう見てもネタなのはどうなんでしょう?
シリアス展開的に考えれば「ナギのたった1人のヒーロー」という描写ですが、
前回で「私はどこかで、ハヤテを完全無欠のヒーローみたいに考えていた」
みたいな発言をしつつ反省してたので、それもどうなのかな~と思ったり。
ずっとヒーローでありたい ただ1人 君にとっての
つまずいたり転んだりするようなら そっと手を差し伸べるよ
そんな歌詞が脳裏をよぎりつつ、戦いは終局を迎えました・・・。
プリンセスゴッドとの別れ いつかこの世界を救うのが、彼の野望らしいです。
それはかつての主である、ナギを守ることにも繋がっていたりして。
・・・うん、むしろヤフオクで攻略本を売っていた人が気になるのは私だけ?
ネタ的にはタマ、本命は帝、普通に考えればそんな裏設定はない・・・と。
2人の無事、いや、今度のナギの平穏を願っているように見えます。
仮面をはずし、姫神として、ナギとの別れを惜しんでいるのかな?
安堵の表情を浮かべているように見えなくもないですが。
・・・はあ、ようやく「姫神」という名前を使うことができましたよ・・・。
仮面を付けていたのは、過去の姫神との決別宣言の意味合いとかが
あったのかもしれないと邪推しつつ、物語は最初の舞台へ・・・。
温かみは、2人の手の中に 「未来は開く手の中にある」というOPのフレーズを連想させる表現です。
あたたかい~が買えるようになったナギに「いい子いい子」となでなでして、
「こ、子供扱いするな~!!」と叫ぶナギというのもありだったかも?
あたたかい毎日をありがとう。ナギの真っ赤なホッペは熱そうですけどね。
最後は鈍感ハヤテにナギのゲンコツ?がおち、話もしっかりオチました。
でも、シチュエーション作りだけだったら、ナギも十分に大人なのかも。
あたたかみは2人の中に。2人の周りには、あたたかい仲間が待っている。
マリアさんの笑顔に悶え、ツッコミ控え気味の咲夜に配慮を感じ、
迷子になっていない伊澄に、この瞬間の大切さをヒシヒシと感じ、
他の面々もいつも通りのノリ、帰ってきた日常。
その中に桂姉妹と西沢さんが含まれていないところに、
無性にハヤテのごとく!らしさを感じたというのが率直な感想です。
・・・ああ、別パートのメインヒロインたちなんだなぁ・・・と。
これにて、先行最終回が終了しました。
スタッフならびに関係者の皆様方、本当にご苦労様でした!
そして、来年もほんのちょっとだけよろしくお願いします!!
トラックバック送信先tanabeebanatの日記様
先が見えないハヤテのごとく!という意味では、原作とアニメは同じなのかも。
・・・つまり、やっぱりシスターはお星様になったということにもなりますが・・・。
サクラ咲く夜に様
減量された分、咲夜嬢への愛は増力の一途を辿っているわけですね。
どうせなら、3.8秒だったらそれはそれでよかったのかもしれませんが。
ヒナギク様をみてるっ!?様
声は届かなくても、想いは届くと信じるのが会長クオリティー。
ジュースと言わず、あえて強引に攻めていくのもありなのかもしれません。
SeRa@らくblog様
気付かれずにというよりは、勘違いされてというのがハヤテらしいのかも?
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人様
美しい締めくくりを飾る美しい言葉・・・やっぱりナギも少しは変われたんですかね。
ETERNAL様
安心して見られない方がハヤテのごとく!らしい側面もありそうですが・・・。
モーレツ!アニメ野郎様
やっぱり、あのクラウスこそ最大の見所と言っても過言ではないのかも!?
Dream of hetare the world 跡地様
ある意味古代文明の遺産でしょうね。一歩間違えば黒歴史ですが。
スローボール様
作画はわかりませんが、何か異様な光景だったのは間違いなさそうですね。
かがみのひだまり日誌様
スタッフの懐も深いですし、それを可能にするこの作品も懐が深いかもですね。
アニメって本当に面白いですね。様
ハヤテを中の人で置き換えれば、痛い人には全く見えないでしょうけどね・・・。
タカヒナの乱雑日記様
もっとも、それだとノーマルエンド以上にはなりえないとは思うので、
トゥルーエンドにまでそれが繋がるかとなると・・・。
さすらい旅日記様
去年とは日付が違うので、厳密には着地点が異なっているんですけどね。
MAGI☆の日記様
同じコーヒーなら、やっぱりマリアさんが淹れてくださるのが1番ではないかと。
蒼のごとく!様
桂姉妹の関係というのは、ある意味1番綺麗にまとまっていたのかも。
・・・でも、原画人数を見ても「?」と思うのが一般人の反応のような?
ここには全てがあり、おそらく何もない様
その「やっぱりね的要素」も、知らない人には何かが違う程度にしか写らない。
それでも、全編オリジナルでこの出来なら、見事なものではないかと。
現実への反逆様
その限られた出番で輝きを放てるのも、咲夜らしい所なのかもしれませんね。
ちょっとずれたところ様
何より、マリアさんを差し置いて中心にいたりする伊澄さんに、
賛辞の言葉と嫉妬心に満ちた言葉の両方を送りたいと思います。
夢の残滓様
それでは、私はマリアさんをおいしくいただくことにしましょうかね・・・。
方丈にて徒然なるままに様
そんな寒そうな足を暖めてあげてこそのブロガー・・・だったりするのかな?
ネギズ様
考えようによっては、これでこそ西沢さんらしいのかもしれませんが・・・。
二次元空間様
名前はハヤテのごとく!でも、中身は別物・・・・のように見えつつも、
アニメ版としてはお約束といえるノリだたのかもしれませんね。
翔太FACTORY+Face.Chat.Union様
空気の読めないハヤテが、1番成長できていないの・・・かなぁ?
ねこにこばん様
変な部分に力を入れているけど、何故か妙に引き込まれてしまう所もあるのが、
この作品の特徴と言えなくもなさそうですが・・・。
荒野の出来事様
キャラが動いて物語が動かなかったのが今回のお話の総括でしょうかね?
さくら日記様
お屋敷組や桂姉妹など、随所に温かみのある雰囲気があったのは良かったかも。
逆に、その対象外となっている西沢さんはスルー推奨・・・なのかな?
物書きチャリダー日記様
ああ、遂に雪路も可愛いといってもらえる時代に突入しましたか・・・。
万事屋あんごるも様
見方はそれぞれですが、ある意味成功しているアニメなのかもしれませんね。
今の気分±0様
逆に一般人は、ネタが分からない分置いてけぼりにはならない気もしています。
気ままに日日の糧様
ケーキに惚れてしまうとは・・・また斬新すぎる視点ですね・・・。
ひなぎくのなく頂に葱様
心も体も女の子になっていた可能性も、無きにしも非ず・・・ですかね。
おちゃつのちょっとマイルドなblog様
戦闘シーンはともかく、雪路の躍動感だけは明らかに無駄にも見えましたね。
ある意味それは、力の使い方を間違えている彼女らしい面もありますが。
パズライズ日記様
どっちも楽しめれば儲けものですが、さてさて、どんな展開が待っているんでしょう?
まるとんとんの部屋様
いいというより、純粋に面白いといえる内容ではありましたよね。
~器用貧乏人宝~様
それは一種の感嘆表現?ネットユーザーでは知っていて当然なのかなぁ?
デジタルジャンキーな大学生の日記様
西沢さんの売り子能力で、普通に売れたんじゃないのかな?
たまにもゆる様
勝負するところを間違えているようで、スタッフはそれは分かっての事でしょうし、
色々とまぁ、ギャグなのかバトルなのかはハッキリしなかったかもですね。
紅蓮の煌き様
まぁ、原作ファンならサンデーで顔が先行公開されていたのも、
普通に周知の事実でしょうけどね・・・。
翠蛇の沼様
闇に生きる存在ですし、無視されても問題なし?
Hiroy's Blog様
違って意味でも、これまでの経緯を考えれば自然な見所だったのかもしれません。
ごたまぜ雑記分館様
あと3つ・・・う~ん・・・あってもなくても問題なさそうではありますが。
Moon of Samurai様
ヒナギクについては・・・そういう見方もあるんですねぇ・・・。
ゆきヤミ 様
割と欲の赴くままに生きているのが雪路スタイルでしょうから、
ユキジストとしても、欲の赴くままの発言も多々必要なのかもしれません。
>2人の絆とパロディを届けてくださったような
せめて暫定最終回くらいはパロディなしでやってほしかったです。まぁ、聖闘士聖矢もグレンラガンも私が見てないのでわからないだけですが。でも原作での暫定最終回はなるべくパロディは控えめにしているので、そこは見習ってほしかったと思います。
マリアさんの出番を控えめにしなくていいので。
>そして、来年もほんのちょっとだけよろしくお願いします!!
本当の最終回はどうなるのでしょうか?ヒナヒナ祭りで最終回というのは許しませんよ!(まぁないとは思いますが、種運命では主人公入れ替わってるしね。)