12月3日。それは三千院ナギお嬢さまの誕生日。
彼女はこの日、この世に生を受け、それと共にハヤテのごとく!も始まった。
彼女の歩みは、ハヤテのごとく!の歩みにも通じているのではないでしょうか?
ハヤテのごとく!という作品において(厳密には大半の漫画にも言えますが)、
それぞれの利害関係や目標等は大きく異なっています。しかし、その中にあって
「ナギの成長」という要素は、大半の主要キャラに通じる共通認識ではないか。
ナギのために四六時中奔走する、三千院家お屋敷組の面々。
ナギの成長を見守るヒナギクや、ナギのライバルである西沢さん。
ナギの数少ない友人の咲夜・伊澄・ワタル+1名。
ナギの前執事・姫神や、ナギの唯一の肉親である三千院帝。
ナギという言葉から逃れられないのは、三千院ナギという存在が、
ハヤテのごとく!という漫画と同じ波長を持っているからではないか?
ナギが動けばハヤテのごとく!の物語も動くからではないか?
そう、「ナギの成長こそ、ハヤテキャラを繋ぐキーワード」というのが私の主張。
ナギの誤解が生んだ暫定最終回
ナギの執事に戻るべく始まった執事とらのあな編
ナギの墓参りに端を発した下田温泉編
ナギがハヤテにプレゼントを買うべくして始まったバイト→4月3日の部
彼女をキッカケに物語は動き、それと共に人も集まる。
話を締めるのがマリアさんなら、話を動かすのはナギその人。
だから2人ともメインヒロイン。だからナギは、常に物語の中心にいる。
成長しきれていないナギの暴挙に人は踊らされ、
それでも必死に進もうとするナギの姿勢に、周囲は自然と共感する。
劣等感を抱えたり、問題を持ち込んだりする内に、人は1つになっていく。
「ナギの成長」という、ハヤテのごとく!共通の夢を実現させるため。
十分に実現可能な夢や、夢そのものが見出せていない人が大勢を占める中、
ナギの夢は「自分のコミックスを1兆部売る」というあまりに漠然とした幻想です。
しかし、これはあくまでナギが「子供であるが故のネタ」であり、
ナギの成長に伴い、その夢は今後変化していく気がしています。
成長の可能性を最も秘めているナギの夢もまた、実に流動的なもの。
ハヤテのごとく!と同じように、決して同じ場所に留まることもなく。
彼女の真の夢への道筋が示されることで、物語も終息に向かうのかも。
もっとも、それには「ハヤテのごとく!の進行にはナギの成長が不可欠」
という事になるので、作中で現在13歳の彼女には、若干荷が重すぎるのかも。
本日2007年12月3日には、ナギは16歳。ハヤテも恋愛対象に入る年齢のはず。
16歳組という設定も、13歳組の成長・・・もといナギの成長を見越しての事?
・・・やはり、トゥルーエンドにたどり着くのは2007年の事なのでしょうか?
ナギとハヤテのごとく!がシンクロしているという仮定に則るのなら。
もしかしたら、ナギが最終的に思い描くたった1つの夢こそが、
ハヤテのごとく!のトゥルーエンドそのものなのかもしれません。
それが何であるのかは、一介のハヤテファンである私には分かりかねますが・・・。
・・・はい、まとまりのない誕生日企画で申し訳ありませんでした。
記事を読みつつ、改めてハヤテの長編の大部分がナギを中心に展開しているということを再確認している次第です。仰っているようにナギの成長はこの作品の大きなキモでしょうし、今後の彼女の成長を楽しく見守っていけたらな、と思います。
読み応えのある誕生日企画をありがとうございます。
それでは。