130話(単行本13巻1話)に登場した、子供3人衆in迷子センター。
今日は彼らの存在意義について、少し考えを巡らせてみようと思います。
「お嬢ちゃんみたいな一輪の花が、いったい何しに来たんだい?」
迷子センターに”間違ってここに連れてこられた”ナギに対する台詞
・・・なんですが、彼女を「一輪の花」と評するのは、見事な表現力です。
ハヤテ以外で、これだけ面と向かって相手を称えられる男性というのは貴重。
しかも、その言葉がナギに向けられているんですから、これは重要な伏線です。
これ即ち、ナギ争奪戦参加表明の証なのです。ナギからすれば、
年上→綾崎ハヤテ
同世代→西沢一樹
年下→子供3人衆in迷子センターの1人
許婚→橘ワタル
と考えられ、今後のナギ中心のラブコメにも期待が高まるばかりです。
「使用人たちの夜」による制約があるハヤテ、既にフラれた前歴のある一樹、
許婚とは名ばかりのワタルより、俄然有利!・・・かもしれませんよ?
「ヘイ、ジョニーお前はなんでここにいるんだい?」
少年の名前はジョニー。
・・・そう、ジョニーと言えばナギの友人の妹にあたる「ジェニー」と似ています。
まさか3人兄弟とは思いませんでした。
「予測不能な戦局だ…なかなかに面白い…」と言いたくなる事請け合いです。
リーフファイトというテーマも考慮すると、彼は風属性の忍者に違いありません。
いつか「忍者」を主題としたお話を作るための前準備に思えてしまいます。
「ま、迷子は別に恥ずかしい事じゃないさ。お嬢ちゃんみたいな「大きい子」でも。」
「大丈夫。その年で迷子なんてめずらしいけど、人生に汚点は必要さ。」
迷子の達人である伊澄をも意識した発言、実に興味深いです。
さらには、先日あった「高尾山での迷子」も予見していたかのようです。
ハヤテのごとく!における「迷子」は、かなり重大なテーマといえましょう。
ただ単純に体質や特性だけでなく、ストーリーをも動かす核なのです。
未来が見えないハヤテキャラは、全員が迷子も同然なのですから。
130話で、収録されているのは単行本13巻
13歳であるナギの現状、そしてその後の成長をも見据えた話数配分。
14巻収録予定である「14歳になった咲夜」との対比まで視野に入れています。
13歳という呪縛から解放されるための、最初の布石がこの話なのでしょう。
地獄のアヴァロンには、実に多くのテーマが秘められています。
上記した以外にも、まだ何かあるんじゃないかと勘ぐりたくなるくらいに。
地獄の沙汰もアヴァロン次第。そんな彼らの次回の登場に、乞うご期待!