2つの顔を持つ、という表現は大袈裟かもしれませんが、今回の
135話を受けて、その新たな側面(=ハルさん)を見せてくれた
春風千桜さん。ヒナギクに知られまいとしている所から、やはりもう
一方の自分は隠し通したいみたいです。ただ、この2人(?)の台詞
の共通点として、「自分は大した事はない」みたいな趣旨の発言がある
のは、皆さんもご存知かもしれません。
私をあんな超人たちと同じにされても困る。
(「まんが家BACKSTAGE Vol.128」より)
私は…綾崎君のような スゴい能力はありませんから
「ハヤテのごとく 第135話」より)
上が千桜さん(ハル子?)の言葉、下がハルさんの言葉です。
似ています。言葉遣いが違うだけで、発言の趣旨は一緒。
現時点では、おそらく「素」と思われる描写の方が少ないので、
千桜さんがどういったキャラなのかはイマイチよく分かりません。
しかし、ハルさんに関しては、自分のスタイルに誇りを持ち、確固たる
自信を持っているかのような振る舞いをしています。
・・・ただし、それは伊澄とやり取りをしているとき限定であり、
ハヤテの正体に気づいた際には、自らの力は大した事はないと考えて
いるようにも取れる言葉を返していました。自分では全く違う人間に
なりきっているつもりでも、どこかで引きずっている部分があるのか、
ギャグ漫画らしからぬ発想をすれば、現実世界で感じている劣等感を
覆い隠すのが、このメイドという趣味(?)なのか・・・。さらに言えば、
それが単純にハヤテを意識した発言であったとするならば、どうして
言葉を選んだのかが気になったりもしています。
結論から言えば、よく分かりません(笑)。正直、ただ気になって
いるだけであって、そんな深い理由が込められてはいないでしょう。
ただ、メイドさんに徹している状態でああいった発言が飛び出すという
事は、メイドとしての自分にも満足できていないのかなぁ、などと
妄想したりもできはするのですが。
まぁ、そのうちハヤテと出会うこともあるでしょう。
(「まんが家BACKSTAGE Vol.128」より)
この表現を考えたとき、ハヤテと千桜さんが既に会っているのかも
謎です。まぁ、咲夜自身がハルさんの正体に気づいているかも微妙
ですが。その辺の扱い方によっても、千桜さんとハルさん、それぞれの
存在意義も大きく変わってきそうではありますが・・・。
などと訳の分からないことを書きつつ、1番注目しているのが、
実は咲夜とヒナギクだったりします。少し前に、新学期以降の咲夜と
ヒナギクに関する扱いが、ちょっとだけ話題になった気がしています。
今回の千桜さんとハルさんによって、多少なりとも、この2人に
初めて(と断定できるは不明)繋がりができました。今後咲夜の登場機会が
増えるかどうかは未知数ですが、これによって何か変化が起きる事を
ちょっとばかり期待していたりします。
完璧キャラだけど、微妙に何かが違う咲夜とヒナギク。
今まで全然接点のなかった・・・気がするこの2人。
(微妙に110話の人気投票の回で接点があるようにも見える?)
というわけで、特に話もまとめぬまま、ヒナギクと咲夜の間で色々と
心を揺れ動かしている千桜さん&ハルさんが見たいという事で。
・・・う~む、ちゃんとそれっぽく締める方法を考えた方がいいかも。