多分、他の皆様とは論点が違います。本編にはあまり触れない
・・・かも。そんなハヤテのごとく!の第129話
「それはギルの笛の音のように」の感想と相成ります。
冒頭は、両親によって現借金執事が「ハヤテ」と命名される
過去の回想から始まります。ハヤテという名の由来は、
「借金取りからハヤテのように逃げられるような強い子に」
さすがは厳しい現実を熟知しているご両親。ハヤテの行く末を占い、
無事に生き延びられる事を切に願っておられます。確かに、借金自体は
本人たちによって作られたのは事実です。それでも、一応息子の身の
安全にも多少は配慮しているあたり、さすがだと思いましたね。
これが少年漫画である以上、あまりに過酷な現実を突きつけるのは、
好ましいとはいえないでしょうし。このエピソードは一概に
「ハヤテは不幸」と言い切れるものではないかもしれませんね。
で、その当のハヤテは、ナギが手に持っていた絵画を、あっさり
偽者と見抜きます。しかし、ここで私が前々から疑問に感じている
描写がされていました。
(あ、さりげなくクラウスが2話連続で出演しておられます)
「ハヤテはなんでもできてすごいな」
・・・ハヤテのごとく!という作品内での基準で考えた場合、
どう考えてもハヤテがそこまで驚異的な能力を持っていると思えない
のは私だけでしょうか?「不幸さかげんなら誰にも負けない」という
表現同様、イメージ戦略にも見受けられます。それについて1つずつ
語っていくと長くなるので深くは追求しませんが、要するに
ハヤテだけが特別なわけじゃないのでは?という事です、多分。
それと、この話を見る限り、「ハヤテの父親」がものすごい能力を
備えた人物であることが窺い知れます。幼少の頃から、絵画の本物・
偽者の区別ができたそうですが、ハヤテ曰く、「親父に叩き込まれた」
らしいですから。ハヤテの独学ではないという事は、それを伝える
術を、父親は熟知していたのでしょうし。密かに大物ですか!?
・・・父親の過去がかなり気になります。
そこで、ハヤテの弱点を探るべく、ナギは美しく17歳のピチピチ
メイド・マリアさんとともに、調査に乗り出します。ナギが用意した
「なんちゃってはなまるBOX(私が勝手に命名)」を選択する
マリアさん。マリアさんだから「ま」なんでしょうか?
・・・あれ?そういえばふと気がついたのですが、
は・・・ハヤテ
な・・・ナギ
ま・・・マリアさん
る・・・?絶対に偶然じゃありません!!これは・・・かなり衝撃の真実!
私より先に気づいた人がどれだけいるかが気になります。
順番まで一致していますし。・・・とすると、「る」は一体?
正直、このさりげないネタが一発で分かった瞬間、とてつもなく
感動してしまいました。今までのネタで1番好きかもしれません。
なので、誰か「る」の意味を教えてください(笑)。
とにかく、「ま」のふたを開けてみると、
・・・リアル・ケロロ軍曹、登場。
う~む、実に完成度の高いプラモデルです。これが牧村さん製
だったりしたら、ものすごい能力を秘めていそうなんですが・・・。
私の個人的意見を言うなら、これを見た瞬間、どうせなら
「ガンプラ先生(薫先生)によるフルスクラッチだったらなぁ…」
と思ってしまったんですけど・・・。
これでは埒が明かないと判断したナギお嬢さまは、
実際に戦線に赴き、ハヤテの弱点を見つけるべく、諜報活動を
開始します。・・・いっその事、マリアさんに全て任せてしまえば、
簡単に情報収集できる気もしますが。
しかし、むしろ自分の弱点を見透かされたナギお嬢さま。
そこで、お化け(?)に扮してハヤテを驚かせようとします。
とそこで、ナギを驚かすマリアさん。実にお茶目です。彼女もまた
女の子。ちょっとした悪戯もしたくなるお年頃なんですね。
マリアさんの美少女としての一側面が見れて満足です・・・多分。
結論。目が丸になって驚いているマリアさんが可愛すぎます。
・・・ナギもいますが。
あ、一応最後は1ページ余ったという事で、伊澄・咲夜の会話で
締めくくられます。最後2ページのハヤテ・伊澄のネタがよく
分かりませんでした。後で調べておかなければ・・・。
・・・で、感想を書き終えた後、漫画家バックステージを読んだの
ですが、ここで不自然な表記が。
「先週からいきなり日付が飛んで三月も下旬なわけです」先週は3月14日から3月26日へ。
今週は3月26日から3月後半へ・・・。
それほど飛んでいないですよね?つまり、畑先生の中では、128話
はあまり日付が飛んでいないという解釈ができます。
・・・小説は正史扱いですか、そうですか。まぁ、そこら中の感想を
読み漁っているので、大体の内容は把握しており、それほど問題は
ないのですが。それでも、「う~ん?」と首をひねりたくなる表現
・・・と感じたのは、私だけかもしれませんが。
追記
今回、マリアさんとナギが「ハヤテの女装姿を想像するシーン」
があったのですが、これを見て少し気になった事があります。
主要キャラの中で、ハヤテの女装を1度も見た事がない人って、
ごく少数なんですよね。ヒナギクと西沢さんの2人にとっては、
未体験ゾーンなんですよね、多分。
これがきっと、今後への大きな伏線!にはならないでしょうね。
1話完結形式でのネタには使えそうですが。
あれ?そういえば小説版ハヤテのごとく!の中で、ハヤテが
メイド服を着たとか、そんな噂を耳にしたような・・・。
これも正史扱いの弊害でしょうか?
トラックバック送信先
現実、時々理想。様
最初の両親のやり取りには何か裏があるのでしょうか?
ただの「弱点」を主題とした話だけではない気もしますが。
・・・マリアさんに愛と出番を与えてあげてください。(切実)
ヒナギク様をみてるっ!?様
ヒナギクが出ていなくてもこれほどの文章はかけるとは・・・。
対談形式もまたいいですね。タカヒナニ号たんは今日も絶好調!
さりげなく漫画とアニメの話を混ぜているのもさすがです。
サクラ咲く夜に様
出ましたね、咲夜嬢。待ち焦がれていた彼女が帰ってくるだけで
この大盛況ぶり。メインとして登場する回はどうなってしまうん
でしょうね~。
星の海へ行こう!様
マリアさんはネタ要員?・・・マリアさんにしかネタを許容できない
んですよ。他の皆様とは違い、懐が広いのです。トランプは・・・
まぁ、サンデー買ってませんしね。
ひなぎくのなく頂に葱様
今回の話では、多くのハヤテを楽しむことができました。
子供・罪人・女装などなど・・・。
ガンぽに様
ハヤテは最強キャラです。・・・と見せかけて、誰にでも甘いと
いうか何というか。周囲の異常ぶりで、普通に見えてしまう気も?
360度の方針転換様
良くも悪くもハヤテのごとく!らしい、笑えるような笑えないような
お話。ハヤテの人としての責任感の強さ、人智を超越した能力に感動。
くるくるばたばた様
ハヤテの弱点がアーたん!1話完結のギャグにもさりげない伏線!?
畑先生、侮れませんね。こういう事を自然と、誰も気づかぬ内にやって
しまえる。それがハヤテのごとく!クオリティーというわけですか?
完璧であるほど、いじりたい。即ち、いじりがいがあるんですかね。
美希とヒナギク、マリアさんと全ハヤテのごとく!ファンみたいな?
日付についても、やはりそう考えるのが自然なんでしょうね。
パレットさんの文章を読んでいると、私の読みの浅はかさが露呈
されてしまいます・・・。
(あれ?気がついたらやたら長いコメントに・・・)
麒麟の未来日記様
多くのハヤテブロガーに見かける「Fate」という表記。
・・・私は、スターオーシャン3のフェイトしか知りません(笑)。
tanabeebanatの日記様
弱点が多いからこそ、ナギは書きやすいんでしょうか?
弱点の少ないハヤテやマリアさんは書きにくいみたいですし・・・。
あ、これは絵柄の問題でしたね。
さくら日記様
いい人がいれば、悪い人もいます。作品としてのバランスはもちろん
のこと、人の住まう世界としてハヤテのごとく!を見た場合、悪役も
また重要なんでしょうね。作者の畑先生ご自身も、性格の黒いキャラ
も必要であるような趣旨のコメントもされていた気がしますし。
明日はきっと。様
・・・おお!ようやく「クラウス2週連続出演という快挙」に
触れて下さる方が現れました。やっぱり今は変態執事の時代
ですよね!?・・・え、違う?・・・すみませんでした。
ボルツの戯言様
プロの目利きともなれば、瞬時に見分けられるわけですか。
・・・で、ゴトゥーザ様って何ですか?
静夜詩様
マリアさんがハヤテに迫る?いいですね。是非お願いします。
もちろん、マリアさんメインの方向で!
青色のない信号様
・・・ネタキャラじゃありません。メインヒロインです・・・。
疲れてきました、色々な意味で。
ライク・アライブ様
ナギが怯えたり、マリアさんがお茶目だったりもしますが・・・。
本編の主人公はやはり咲夜!サクヤが怖い?とりあえず私も勢いに
乗ってみます。ジーク・サクヤ!ジーク・サクヤ!
私の生き様様
無駄遣いできるほどの才能に限らず、惜しみない努力を繰り返して
きたんでしょうね、きっと。
colorless無色の日記様
私が数学3Cをやったのは3年になってから。実に素晴らしい事です。
って、感想になっていませんね。・・・すみません。
ハヤテ関連ブログを巡回している際、少し気になったことが。
みんなして「感想が短い」んですよね・・・。
普段長めの方も、狙いすましたかのようにそろって短めの感想に。
そこまで書きにくい内容に感じなかったのは私だけ?
通りすがりの漫画が好きな奴です。
最近ハヤテのごとく!に興味がありまして
勝手にコメントしているまでです。
良かったらお話しませんか?
スルーokなので気軽にどうぞ