女性キャラとしては、いろいろな意味で超絶スペックキャラという感じのアーたんですが、実際アーたんのスペックが作中ではどの程度にあたるのかよく分からないのが正直なところではないかと。
白皇学院出で非常に優秀だったという話が例の生徒会3人娘から話もあったことから、単純な学力は申し分ないとは思うんですけど、同じく伝説の生徒であるマリアさんと比較してどうなのかはイマイチ謎。「設定」的にはマリアさんが上そうなんですけど、印象的に、何より学力以外の要素も含めるとある意味最強の頭脳を持っている気さえするわけです。
戦闘能力については、私は女性キャラでは(現時点で)敵なしだという認識です。乗っ取られていることでどの程度能力に変化があるか分かりませんけど、何となく素の状態で伊澄やハヤテクラスに負ける気がしないのはたぶん私だけではないはず。そして、いかなヒナギクといえども伊澄やハヤテを上回る力があるとも考えにくいですし、他の女性キャラでは尚の事張り合えるわけもなく。男性キャラを含めても、チートの綾崎イクサはともかくとしては、あとは今は亡き(?)野々原あたりと比べてどうか・・・というくらいでしょうか。
財力についても若干気になっていて、三千院家との比較の仕方として「財産の額だけでいえば」と表現していることから、金額的に五分なだけで総合力?では三千院家が1枚上なのかなーと。
あとはある意味年齢も不明・・・いやネタ抜きで謎なんですよね。いずれにせよ、頭脳、戦闘能力、財力に加え、ハヤテ⇔アーたん(だった?)というラブ的優位性も含めて、女性キャラでは別次元の存在というのは間違い無いでしょう。逆にチートすぎるのが弱点といえば弱点といいますか・・・ゲーム的に言うなら離脱キャラというかゲストキャラというか。
まずナギとハヤテを離別するという説得力を持たせるには、ハヤテにとって最愛の人との離別があった前例、というものが必要だったのではないでしょうか。いまは大事にしているナギにしたって同じように別れなくちゃいけないんだよ、という説得力を与えるため。そこで2つの考えがあります。
・1つは例えば、266話でナギとアテネの邂逅。この時カラッポの指輪の箱を授けていました。これはいつかナギと手にハヤテの指輪が渡るフラグと思っていました。しかしその後の経過でナギがハヤテの心を掴むなんてはっきりいって絶望的。そうではなくあの空の箱こそナギの恋は成就しないという答案だった。
・2つはハヤテはかぐや姫だとくどく思っているのですが、仮にハヤテがナギの執事を辞める決定的な理由があればなにか。もし爆弾の炸裂だけでないならアテネの元に帰趨する展開があげられるんです。つまりかぐや姫ハヤテを迎えに来る月の使者がアテネ、という可能性も睨んでるんですよ。(苦しい解釈なのはお許しを)
・2つの考えは憶測ですし、トゥルーエンドは皆目見当つきません。
自分としてはハヤテの進路決定を阻害するナギの執事というのは建設的な関係ではないと感じております。