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ハヤテのごとく! 第228話感想 

 2週続けてちゃんと水曜日に感想を書いたのは、果たして何時振りのことなのでしょうか・・・などと若干感傷に浸りつつ書き上げた228話の感想でございます。・・・ただし、ここの感想だけを読んでも、本編の内容がまったく分からないことだけは先に忠告しておきます。


 さて、今週はなんといっても「ペン太」に尽きるでしょう。ナギによると、「観光客からエサとかをもらったりしている」らしく、同時にその名がゆっきゅんによってつけられたという事実も明かされました。

 そんなペン太についてまず気になるのは、「あの」ゆっきゅんにたいして、少なからぬ恨みを抱いているという事。ゆっきゅんは・・・確かに何もできない人ではありましたが、同時に「誰からも愛される人」でもあったはず。それにもかかわらず、ペン太についてはその理論が適用されないという現実。
 これって割と重大な意味を持っていると思うんですよ。皆が皆同じ事(人)を支持するわけじゃないという典型といいますか、100%でない限り、不測の事態は常に発生しうるという事。ハヤテは不幸だと言われても、常に不幸なわけではないように、マリアさんやヒナギクが完璧系といわれても、実際には弱い部分が存在するように、ハヤテはスペックが高いと評価されようと、より一流の執事からみれば大した事がないように。そういったあらゆる可能性が常に存在しているんだということを、ペン太は己の全身全霊をかけて、読者に伝えようとしているのかもしれません。

 また、たとえば「ハヤテ」という名前は、借金取りから疾風のように逃げる・・・という流れでつけられたものですが、その事実を知らない人からすれば(たとえばアーたん)、それはいい名前に見えることだってあるわけです。同じもの、同じ事実に基づいていても、その背景やら生い立ち等を知っているか否かによって、印象はまったく違ってくるわけですよ。
 そして、それは名前だけに留まらない。同じ「親に捨てられる」という現実でも、ヒナギクとハヤテのそれは、親の性格やらそれまでの関係やらで、その意味合いはまったく異なるものになり、そこには埋めようのない差が生じてしまっています。ペン太という名前もまた、「ペリカンだからペン太」と「ペンギンだからペン太」という背景の違いを認識できているかどうかによって、名前に対する印象も大きく変わってしまうのです。
 そういった情報の質やら量やら形式等の違いによって印象が変わってしまうのは、作中内の人物間での価値観の違いを生み、作品に深みを与える・・・だけでなく、読者ごとの作品に対する考え方にも大きな差が生じ、結果として多様な視点がもたらされる。ただ「ペン太」というだけでなく、後から予想外の情報が登場する事で2度3度美味しい、そんな作品の多様性を改めて感じさせてくれたエピソードだったのではないでしょうか?


 さらにペン太について気になる事としましては、彼が非常に長い年月を生き続けてきたという事実。・・・そうです、ゆっきゅんが生きていた頃ということは、少なくとも彼は8年以上この近辺にいる可能性が高い・・・ミコノス近辺の出来事を、誰よりも正確に把握しているとも言えるのです。
 そして、ミコノスといえばシスター、さらにはギリシャにはアテネなど、遺産エピソードに絡みそうな面々もそろい、あのナギやマリアさんも長年住んでいた場所でもあるのです。だから、ペン太はすべてを握るカギ。彼はすべてを知っている・・・もちろん、ロイヤルガーデンのそれについても。今回彼がナギの帽子を盗んだのを、大半の読者は「ゆっきゅんへの恨み」からきていると判断しそうですが・・・事実は違うとみています。あの帽子は、遺産絡みでナギが襲われた・・・そう、ペン太は無意識的に(あるいはその時の一部始終を知っている?)、あの帽子には遺産エピソードが絡んでいると読んだのです。動物の本能とはそういうものです。

 加えて言えば、彼が飛行系生物であることにも注目すべきでしょう。過去にはチャー坊を介してハヤテとヒナギクが、謎のハトを介してナギと文が、それぞれ出会いを果たしています。
 ・・・そう、ペン太もまた、ハヤテとナギが「誰か」と出会う事を予見した上での登場というわけです。そして、ここで効いてくるのが前述した「ペン太はすべてを握るカギ」という点。ここがミコノスであり、盗んだ帽子が遺産相続に絡む・・・もうお分かりでしょう。

 ペン太の登場は、すべてアーたんのため。帽子は過去(つまりはかつてのハヤテとアーたん)をつなぐ、一種のカギ。それの仲介役を果たしているのが、今回初登場のペン太。こういうネタっぽいところに物語の本質を隠すあたり、畑先生らしいといわざるをえません。


 一方で、ペン太には別の側面での存在意義もあると考えています。彼がこういう誤解のもとで妙な解釈をされていますが、他にも同様の過去を持つキャラが存在していましたよね?・・・着ぐるみという形で認識された、137話のタマにも通じるものがあると思うのです。ミコノス島編で出番のないタマの魂の叫び・・・あるいは、ペンギン=ちょっと前の神父さんあたりも含め、出番激減中の男性陣全体の気持ちを代弁した存在とも言えるのかもしれません。



 以上、今回「ペン太」という新キャラを見て感じた事を、つらつら書いてみました。例によって何が言いたいのか私自身にもさっぱりわかりませんが・・・まあとにもかくにも、すべてのキャラに対して可能性は無限大にあるんじゃないかな?という主張をしたかっただけです。



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[ 2009/06/17 22:05 ] ハヤテのごとく! | TB(6) | CM(0)
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ハヤテのごとく!第228話「思い出は時を越えて」 途中なのに、Enterキー1つで記事が間違ってあがっちゃうって、なかなか残酷だと思う エ...
[2009/06/17 22:47] 太陽6000度で焼いた餅
「(前略)つまり、ゆっきゅんは天然かわいいんだよ!!」「な、なんだってー!?」
[2009/06/17 22:59] 荒川キャッチデイ
 今週は楽しかった。  いきなりマリアとハヤテの高密度イチャコラ空間が展開しニヤニヤがおさまらない。「ひゃっ!どこ触っているんですか!」「腕ですよ」くらいあっても自然な雰囲気である。  そんな「両親」のラブラブぶりに安心しきったように愛娘のナギはぐなぐ...
[2009/06/18 00:44] 360度の方針転換
オリコンウィーク 「本日、満開ワタシ色!」 7位おめでとうございます! もう、覚えたかな? 管理人は聴くだけで精いっぱいだよ~♪ バ...
偽物語(下)を読んで。 西尾維新の今後が非常に不安になる件について。 いや、面白かったよ!? ものすごい大好きだよ!? でもそれだけな...
[2009/06/18 18:50] かをぬくな~
こんばんは。 麦わら帽子と聞くと『人間の証明』を一番先に連想するtanabeebanatです。 人間の証明 (角川文庫) 作者: 森村誠一 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2004/05 メディア: 文庫 映画にもなったし未だ名作として読み継がれていると思うので知っている人も多いでし
[2009/06/20 12:00] tanabeebanatの日記
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