懲りもせず書いております。これもまた立派な個性(立派か?)。
私の拙い文章よりは、案外こういう意味不明な企画の方が
需要があるかもしれないと思うわけです。
あ、もし文章に間違い等ありましたらご報告していただけると
ありがたいです。
・・・誰が読むんでしょう、こんな文の羅列?
第10話「月夜の晩の丑三つ時に焼いてつぶして粉にする」「あなたは楽しかったでしょうけど、私はちょっと疲れました。」
「壊したり暴れたり…3週間分の仕事を1日でやったみたいな
気分です。」
「執事の仕事なんてしてましたっけ?」
「ま…とりあえず明日からは…」
「もう少し物を壊さないようにしてもらわないと…」
「………」
「………」
「報告によると昨日のロボが復讐に来て、ハヤテ君相手に
大暴れらしいですが…」
「いいんですか?助けなくて。」
「でもバージョンが8.1になってパワーアップだそうですよ。」
「燃やされてなきゃいいんですけど…」
第11話「通天閣の下のおじさん達はいつも将棋ばかりしている謎」「ナギ~

」
「お電話ですよ~

」
「咲夜さん。」
「寒いから帰ってきたって

」
「……」
「……」
「!!」
「……」
「……」
「片付けるのは私ですけどね。」
「その親友を落ちるかもしれない飛行機に乗せたのかしら…」
「あの…それ以上つっこむとハヤテ君が死んじゃいますけど…」
「されませんよ

普通は。」
「愛沢さん加減を知らないから…」
「ま…私はなんとなく理由がわかりますけど。」
「たぶんですけど…」
「そのフリは難位度高いですわ!!」
「……」
「……」
「たぶん…」
「一緒に行くはずのスイス旅行をナギにドタキャンされて
さみしかったんじゃないかと…」
第12話「新・ぼくらの太陽に向かって走れ!」「ハヤテ君の事がありましたからね。」
「おじい様のいる実家に戻るという案もありますけど…」
「?」
「ナギがいない?」
「ハヤテ君は?」
「ふ~ん。なら心配はないでしょう…」
「ま…」
「後の事はお任せください

」
「はいどーぞ

」
「いくらハヤテ君でも、後ろに人を乗せてあんなスピード
出したら危ないですよ?」
「まぁ自転車とあのわけのわからない屋形車はこちらで
回収しますから…」
「帰りはそのお金を使って帰ってきてくださいね。」
「ああ それと…」
「あけましておめでとうございます。」
「ハヤテ君。」
第13話「Quest of the Avatar」「年始のごあいさつに、」
「おじいさまのいる本宅へ行きませんか?」
「いえ…そんなあからさまに嫌そうな顔されても…」
「三千院家の当主である帝おじいさまの事ですわ。」
「そんな事言わないの。あの人はあなたの…
たった一人の肉親でしょ?」
「ウソですよ~」
「それは職業じゃありませんよ。」
「いえいえ

」
「そうそう、気にするだけ損ですよ。」
「一人一人が地球の未来を考えなくてはいけないんですよ。」
「あ~ やっぱり~」
「いやですわ

」
「今までだってたいしたオチはありませんよ

」
第14話「How much is your life?」「まぁ

それは大変

」
はいはい
「でもおじいさま、なぜ急にそんな話を?」
「確かに…一億5千万で息子を売る親もいますから、ナギの
命を狙う者もいるかもしれませんね~」
「ナギ…それは言わない約束でしょ。」
「せめてハヤテ君がお金を返してくれれば…」
「なりませんよ

」
第15話「黄金の羽のなくし方」「将来の夢?」
「はぁ、そうですねえ~」
「強いて言うなら約一名、将来どんな大人になるのか心配で
たまらない子がいるので…その子が真人間になってくれる
事が夢といえば夢ですかね~」
「でも…なぜ急にそんな事を?」
「は…」
「はぁ…そうですね…」
「あれ?でもその理屈で言うと私の生きる原動力って…
ちょっと微妙な感じですわ。」
「いえ…」
「なんだか軽く落ちこんできました。」
「……」
「あら?起こされる前に起きるなんて珍しいですね。」
「ああ…それは…」
「ハヤテ君ががんばっているんですわ。」
「元々、腕も効率も良い子なので、本気を出すと本当に
すごくて…」
「将来の夢のためにがんばるとかなんとか…」
「何を自分の想像でもだえているんですか?」
「………」
「ナギは…将来の夢って何かあるんですか?」
「いえ…」
「私、今、あなたがまぶしすぎて…」
「さあ…?でっかい夢だとは言ってましたが…」
「まぁ確かに…」
「それは要するに…」
「い…一流の執事とかじゃないんですか?
似合ってますけど。」「………」
でもきっと…… あなたの考えているその夢も…
ハヤテ君の見ている夢とは違っているわ…
でもそうするとハヤテ君の夢っていったい…
「あ…そうですわ。」
「直接、聞けばいいんですわ。」
「そういえばハヤテ君

さっき聞き忘れてたんですけど…」
「ハヤテ君の夢ってなんなんですか?」
「そ…そんなに大きな夢なんですか?」
「……」
あ~…
「そうですか~ ハヤテ君の夢は3LDKですかぁ~…」
「いいんじゃないですか?デカくて… 夢は大きい方が
素敵ですし…」
第16話「不用意な優しさが不幸を呼ぶ」「お昼頃、大事なお客さまがお見えになるので…」
「新しい紅茶の葉を大至急買ってきてくださいませんか?」
「え~と、このお店なんですが…」
「お金はもう払ってありますし…」
「三千院家の使いの者だと言えば、銘柄も量も
わかっているお店なので…」
「あ

」
「ちょっと待ってハヤテ君。」
「ようやく出来上がったので…」
「三千院家の使いの者として外に行く時は…」
「一応そのコートを着て出かけるようにしてくださいね。」
「あら?よくおわかりになりましたね

」
「あは

」
「何、言ってるんですかハヤテ君

」
「高そうなコートではなく、」
「高いコートですよ

」
「それが100着あればハヤテ君の借金は余裕で全額返済
できちゃいますから… 絶対に汚さないでくださいね

」
「絶対汚しちゃダメですよ。」
「何をそんなにスネているんですか?」
第17話「バッドエンド直行フラグ立ちまくり」「しかし伊澄さん遅いですね~」
「これみよがしにカラーな事を強調しないでください。」
「あ、それはやっぱりハヤテ君みたいですね。」
「え!?」
「まぁ…十分あるでしょうね。」
「着なれないものを着せたのがマズかったんですかね~」
「まさかそこまでは…」
「でも新品のコートはボロボロでしょうね。」
「あ…」
「う~ん、そう言われるとコートをダメにした事、
あまり怒れませんね~」
「あ タイミングよく帰ってきたみたいですよ。」
「まぁ、ナギがそう言うなら…」
「そういう事は、早目に言ってあげるといいと思いますよ。」
第18話「バカでもカゼは引くから助けてナースエンジェル。
まだまだいくよーっ!!」「まぁ…」
「軟弱かどうかは知りませんけど…」
「誰かさんにこの寒空の下、ずぶぬれの服で何時間も
外にしめ出されていれば…」
「カゼも引くでしょうね~」
「いや~ 別にそんな事は言ってませんけど…?」
「苦しいですか?ハヤテ君。」
「不可抗力って単なる早とちり…」
「……」
「さすがよくわかっていらっしゃる。」
「……」
「では私は胃薬でも用意してきますわ。」
「でもすみませんね伊澄さん。」
「いやその… なんだかんだでハヤテ君がご迷惑を
おかけしてしまって。」
「……」
「これはもしかするとハヤテ君…」
「またカゼよりもやっかいな病気を感染させているのでは…」
「………」
「……」
「あの子まさか…」
「油と間違えてこれを?」
「あんまり無理してると…本当に死んでしまいますよ…」
「まったく…よくあれを全部食べられましたね…」
「だってあの子ったら…」
「油と間違えて洗剤入れてたでしょ?」
「ハヤテ君のお母さんは、」
「病気になった時、看病してくれなかったんですか?」
「あ~… それは…」
この子ったらそんなヘビー級な話をさらっと…
「まぁ、とにかく今日はもうゆっくり寝てくださいね。」
「ではお休みなさい…」
「いい人ほど早く死ぬっていいますけど… その理由が
なんとなくわかりましたわ。」
第19話「使用人たちの夜」「あら?もう起きても大丈夫なんですか?」
「ええ。いつもはナギの添い寝をしてあげないとあの子
怖がって一人では寝てくれないんですが、」
「今日は結局伊澄さんが泊まっていってくれたので、
久しぶりに夜一人なんですよ。」
「ええ。」
「ちょうど対戦相手が欲しかったところですから、」
「ハヤテ君もどうですか?」
「では始めましょうか。」
「ええ…」
「本当ですよね~」
「きっと今頃、あの二人にしか理解できない物語を、
ナギが延々語っていますわ。」
「ええ…」
「ところでハヤテ君はビリヤードってやった事あるんですか?」
「未成年がプールバーでバイトしていいのかしら?
ってのはおいといて…」
「じゃあ、そこそこやれるんですね?」
「あら?いいですわね。」
「確かにただ打つだけでは面白味にかけますし…」
「だからそう、たとえば…勝負に負けたら勝った相手の言う事を…」
「なんでも一つだけ聞くというのはどうでしょう?」
「どうしました?」
「ハヤテ君は私に何をさせるつもりなんですか?」
「それにだいたい…」
「ハヤテ君ってば…」
「0.1%でも…」
「私に勝てるつもりですか?」
「あら?先ほどまであんなにノリノリでしたのに…
負けそうな勝負じゃ乗れませんか?」
「いいえ…」
「それだけではなく… ナギとハヤテ君が大暴れした後の
部屋を…」
「いったい誰がいつも片付けているのかなぁ~みたいな…」
「そうですねー 前に女装してもらったのが可愛かったので
もう一回…というのも考えたのですがそれよりも…」
「借金の額が一億五千万って中途半端だと思いません?」
「ネームにするとほら…5文字も使ってしまって
長いっていうか…」
「だからいっそ二億って言う方がネームの量も少なくて
いいと思いません?」
作者も担当も大助かり

「それでは私からいきますよー」
「そーですねー……」
「念のために言っときますけど、ハヤテ君がおじいさまから
三千院の遺産を継ぐってのはないですよ。」
「たとえばハヤテ君がおじいさまに認められ、」
「ナギを泣いてあやまらせるという相続の条件を満たして、」
「継いだ遺産でハッピーエンドみたいな展開は…」
「何があろうと絶対ないので!!
このまんがはハヤテ君のサクセスストーリーではないので!!」
「私が冗談を言うように見えます?」
「あ でも一つだけ手っ取り早く借金を返済できる方法は
ありますよ?」
「ナギと結婚するという荒技が…」
「はずれ~

」
「じゃあ、これを決めて借金が二億になったら…」
「ハヤテ君は本気でナギを口説かなきゃならないですね~」
「それは… あの子の事がキライだと……」
「……」
「……」
そうか…あの誤解をうまくとけばなんとかなると思っていたけど…
二人が好きになればなるほど…
ハヤテ君は…三千院家の金の力をまったく使わず…
自力で借金を返済しなくてはならないのか…
ってことはあの子の恋は…私が思ってる以上に、
ハードルが高い…
「………」
「う~ん、もっと単純かと思ってましたが…」
「これは意外と難しいですね~」
「へ?」
「あ…ああ そうですね。」
「ええ…しかたありませんわ…」
「ですけど……」
「とりあえず後ろの鬼をなんとかする方が…」
「先だと思いますけど…」
「で?結局私に何をして欲しかったんですか?」
第20話「振り返った時あれが不幸の始まりだったと思い出す」「屋敷の中に変な人がいる?」
「はぁ。他にはどんな特徴が?」
「あ~ なるほど…」
「一月も四日ですからね、そろそろお越しになる頃だとは
思ってましたが…」
「その方なら問題ないのでハヤテ君は朝のお掃除を
お願いします。」
「あ…それと…」
「きっともう一人お客さまがいらっしゃると思うので…
見かけたら客間にお通ししてください。」
「ええ、サキさんがお見えになっているようなので…」
「きっと警備の者が通したのでしょう。」
「どうします?たぶん新年のあいさつに―」
「……」
「あの…」
「そんな…」
「無理矢理追い出さなくても……」
「……」
「まぁ確かに客間に連れてきてくださいと…」
「頼みはしましたけど……」
「なにも天井から連れてこなくても…」
は~…
「へ!?」
「……」
「あー その男の子は……」
「橘ワタル君と言ってですね―」
「ナギの… 許婚ですわ…」
おまけページ「第二巻お買い上げありがとうございます。
今回の巻末担当のマリアです

」
「今回は本編でほとんどスポットがあたらない私の、
軽いグチを丸々2ページ使って言おうかと思います

」
「前巻のプロフィールを見た人たちから、」
「「えー!?マリアさんってまだ17歳だったんですか!?」
とよく言われます。
そうですか、私はそんなに老けてみえますか

」
「何度も言いますが17歳です

ピチピチです

」
「老けているのではなく苦労が絶えないだけです、
誰かさんのせいで。」
「登場人物の大半がボケキャラなので話を面白くするために
ツッコミを担当します。」
「当然です。一番の常識人ですから。」
「そしたら小さい子から「マリアさんは意地悪そう」と
言われてしまいました。」
「ちょっと泣きそうです。」
「メインキャラ3人の中でダントツで手紙が少ないです。」
「一番全裸になっているというのにこのていたらくです。
女装したハヤテ君にも負けてます。」
ハヤテ君…
「女としての未来が不安です。」
「あ、サキさん。」
「ま、サキさんはメイドキャラとして私より人気者ですからね。」
「…っていうか、「自分に人気がなくても」って、それ
フォローじゃなくてトドメですわ…」
「もぉいいです。私がメインでやるはずの番外編もメインから
外されるし…」
「このオマケだってサキさんがオチをとっちゃったし…
私なんか…私なんか…」
え?私が読むに決まってるじゃないですか?
・・・あぁ、私「は」ですね。
第12話に関していえば、マリアさんの優しさがひしひしと伝わってきたなあと改めて実感。
そ、そうだった。2巻には「使用人たちの夜」があったな。
マリアさんファンの名簿の件ですが、今日中にTOPに応募とかそこら辺の事項を書いておくので、少しすれば増えるかと。あと、ちょっと規制緩和しようかなと思いますので。
では失礼します。